概要
20世紀末、魔王サタンを復活させるために世界各地で悪魔側の者(デビルサイダー)が活動を始めた。
それに立ち向かう、神の血をひく戦士神側の者(ゴッドサイダー)の活躍を描く作品。
ある意味、1980年代のジャンプのエロやグロの象徴的作品でもある。
登場人物
神側の者は、それぞれ十天闘神という神々の一柱から加護を受けている。
鬼哭霊気(きこく れいき)
主人公。神と悪魔両方の血を引く鬼哭一族の生き残りで、両方の力を吸収して使うことができ、サタンからは息子と呼ばれる。
鬼哭流璃子(きこく るりこ)
ヒロイン。同じく鬼哭一族の生き残りで、霊気の幼馴染で後に恋人。
最初は悪魔側の者「水魔ブロケル」として登場したが、後に霊気側についたためベルゼバブに囚われ拷問を受ける。彼女の救出が初期の霊気の目的の一つである。
冥界のに赴き、死にかけた者を助ける能力がある。
阿太羅(あたら)
仏教僧。日本に赴いて霊気と合流する。生真面目な性格で、悪魔の血をひく霊気や軍人のマリガンなどに対して一歩距離を置いていたが、戦いの中で親友となる。
飛行・背中から千手観音のような多数の手を生やしての剣戟・溶けた鉄を飲んでも平気な胃などの能力を持つ。
法粛(ほうしゅく)
阿太羅と同じ寺院で修行した僧。欧州に赴き、現地にとけ込むためにパンクロッカー風の格好をするようになる。悪魔を滅するためなら犠牲も厭わない性格だったが、戦いの中で多少和らぐ。
賢者の石を手に入れ、そこに封じられたメギドの火の力や、右腕の義手の力を使って戦う。
クラッシュ・マリガン
筋骨隆々なアメリカの軍人。元アメフト選手で葉巻をくわえている。故郷が悪魔に滅ぼされたときに神側の者として覚醒し、軍人となって悪魔と戦う。荒っぽい性格。
その巨体や、聖なる光を放つジーザス・フラッシュ、幻影の兵士を出すなどして戦う。