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概要

自身の行いの報いを自身で受けること。

他の誰のせいでもなく自分のせい

あまり一般的ではないが、善いことをして得をした場合も使う。

その為、この言葉は他人に使う言葉ではなく、自分自身に言い聞かせる為の物である。

よって、自分以外の誰かに対してこの言葉を使うのはタブーである。だが、間違って伝わっている為か、未だに他人に対し使用し続けている人間が居るのもまた事実である。

他人に対し、「自業自得」と言う言葉を使用した場合、トラブルの元になるのは必至であり、いくらその人物が招いた結果だとしても、この「自業自得」で終わらせてしまうと、本人に対し追い討ちを掛けて突き放している嫌いがあり、救い様が無いのである。

以下の動画を見ればお解かり頂けるであろう。

誰しも、悪い結果になると分かっていて、それをわざわざする者は居ないであろう(少なからず例外は居るには居るのだが……)。

それなのに「ほら見た事か」という様な言い方は、人間としてしてはいけないものではなかろうか。

天に唾を吐く行為である。

因果応報」や「身から出た錆」も例外では無い為、それに代わる言葉は無い。これからも無いだろう。

時には己のあずかり知らぬ並行時空での行いが降りかかってくる事例もあることだし。

タグとしては、ネタ絵漫画キャラクターあるいはキャプション作者に対するツッコミ用途で使われることが多い。

厳密には・・・

正確な意味は「自身の善行悪行によって、その結果自らが苦楽を被る」と言う意味であり、つまりは「自分自身の行いの報いは必ず何らかの形で自分自身に返ってくる」という教えで、一般的ではないがいい意味で使うこともできる。

意味合い的には「身から出た錆び」と「情けは人の為ならず」の両方の意味を持っていると言える。

また、ここまでの文章では自分にしか使えないような説明となっているが、調べた結果他人に使うのは誤りであると論理的に結論付けることができるような情報は発見できなかった。

また、知ってか知らずかに関わらず、あまりにも馬鹿馬鹿しい行為や後先考えていない行動をしてその結果当人が不利益を被った際等に、「これに懲りて、二度と軽はずみな行動を起こさないように」という厳しい戒めの言葉として使うことも意味合い的に可能である。

尤も、理屈ではなく奇跡に弱い(言葉などに込められた意味を論理的に考えるより先にまず感情論が飛び出して表面だけを読み取り正しい判断ができなくなりやすい)人間の場合、その言葉に込められている想いを理解しようとせずに表面上の意味だけを考えて逆切れを起こす危険性が高く、また人によって基準が違うが、それほどの厳しい戒めをしなければならない状況は普通に生活する分には普通なら滅多に起こらないため、やはりマイナーな使い方だろう。

もし他人に使うなら、事故防止のために厳しい戒めの際は「~これに懲りて、二度と軽はずみなことをしないように。」、いい意味の際は「~いい意味でね。」等とそれぞれ後ろに補足語をつけるなどして言いたい意味を察しやすい様に努力する必要がある。

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自業自得の編集履歴2015/01/10 23:43:04 版