概要
「こういうのあったらいいな」といった意見に対して「お前がやれ」とする批判コメントである。
その結果、うまいこと乗せられた投稿者が本当に作っちゃうことも無くは無いが期待はできない。
これを回避するには、「私は出来ないので誰か頼む」という旨を書いて置くしかないが、そうしても「できないなら言うな」と言われてしまう。
例として、「この○○(商品名)、ここをこうすれば改善出来るのに」と言って、「じゃあ貴方改善して」と言われれば、○○(商品名)を作っている会社に入社しなければならないし、○○(商品名)の仕様変更が出来る程の地位(課長や部長、あるいはその上の地位)に昇進しなければならない。
「危ないから交差点に信号機が欲しい」という意見に対し、警察が「お前が自費でやれ」と言い出したら滅茶苦茶なことになってしまう。
スポーツでも、「ここをこうすれば選手は強くなる」言って、「じゃあ貴方がコーチになって選手に教えて」と言われれば、その組織に所属しなければ行けないし、コーチになれる程に精進しなければならない。
前者も後者も、こうなってしまえば、安易に自分の意見を述べる事が不可能になる。
言った本人はただ意見を述べているだけなのである。
「これがあったら全てが解決する!」といったような妄信的な意見が乱立するのも悲惨だし、「一般人は黙っとれ!」と言い出しても悲惨だし、難しいものである。
pixivにおいて
実在しないことを知った閲覧者が「こんなに私をwktkさせておいて作らないなんて言わせないわよ!アンタ責任取りなさいよね!!」という意味合いで「言いだしっぺの法則というものがあってだな…」というタグがつけられる。
先に述べたが、「あったらいいのに」←「あなたがやったらいいじゃない」というのが、この法則の本義である。
「ください」というのは「自分の絵柄では物足りないのでもっと上手い人描いてください」とほぼ同義である。またフィギュアなど、pixivユーザーが発揮できる技能とは別方向の能力が必要なものもある。
こういったものに、「言いだしっぺの・・・」と言い出すのは、とんだお門違いである。
「こんなタグ付けてる前にお前がやれ」とまでは言わないが、無闇やたらに濫用するのは控えたい。
「やる」とも「やらない」とも言っていないのに「やれよ」といわれれば腹の立つ人もいる。
そして、その事に対してモチベーションが失せ、「『やれ』と言われて、やろうとも思ったけど腹が立ったのでやっぱりやめた」となれば、損失も良い所である。
関連タグ
言いだしっぺの法則というものがあってだな… 言い出しっぺの法則というのがあってだな… 言いだしっぺの法則というのがありまして
表記揺れ