製作総指揮はJ・J・エイブラムス、ジョナサン・ノーランほか。
タイトル(person of interest)は「重要参考人」「捜査対象の人物」の意。
テレビ放送時の日本語サブタイトルは「犯罪予知ユニット」だが、DVD・Blu-ray版には付いていない。
pixiv内のタグとしては、PersonOfInterest、POI、犯罪予知ユニットが多く使われる。
作品解説
『あなたは見られている。
政府の極秘のシステム"マシン"によって、いつ何時も監視されているのだ。
開発したのはこの私だ。テロリストを見つけ出し、テロ行為を未然に防ぐために。
だが”マシン”は、一般人を巻き込む凶悪犯罪までも検知する。
政府とっては"無用"の犯罪だ。しかし私には"無用"の犯罪などない。
まずはパートナーが必要だ。ともに犯罪を阻止するプロが。
当局の目をかわし、誰にも知られず、我々は行動する。
被害者であれ加害者であれ、"マシン"がリストアップしたターゲットは必ず見つけ出す。』
-シーズン1のオープニングナレーション-
現代ニューヨークが舞台のクライムサスペンスだが、SF的な(でも、もしかしたらありうるかもーと思える程度にリアルな)”マシン”の存在が特徴。
"マシン"
アメリカ国内の監視カメラ、SNS、通信記録、カード履歴、銀行口座等すべての情報を収集解析し、計画的な犯罪を予測検知する「政府の極秘システム」。
すべてのアメリカ国民をスパイするシステムとも言え、もちろん非合法。
大規模テロ以外の犯罪予測は、政府にとっては"無用"なので、フィルタリングされている。
しかし、開発者であるフィンチは、システムのバックドアを使って、ニューヨーク市で「無用な犯罪」の兆候があると、対象者の社会保障番号を自分に通知するよう設定したらしい。
イラスト内の枠が、”マシン”の顔認識。作中度々登場する。
構成
1話45分で、1シーズン約22話。基本一話完結。
犯罪を予測検知する"マシン"は「近いうちに凶悪犯罪に関わる人物」を通知するだけあり、その人物が、被害者か加害者か、善人か悪人か、なぜ・どうやって犯罪に関わるのかは分からない為、その辺りが各話の主題となる。
主人公2人は、合法違法に個人情報を収集し、銃火器を振り回し、しれっと無茶を行いながら、市井の犯罪を未然に防ぐため奮闘する。
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エピソードが進むにつれ、シリーズを通して関わってくるキャラが登場したり、断片的に挿入される主人公の過去が繋がってきたり。
ドラマ全体としては、"マシン"の開発経緯、"マシン"を巡る過去・現在の出来事、"マシン"の正体、など"マシン"そのものがテーマとなる(のかも)。
登場人物
ジョン・リース
「スーツの男」
元CIA工作員。記録上は死亡したことになっている。
優しげな長身ハンサムだが、兵器・格闘術・監視・諜報能力すべてが高く、超強い。
「死んでいる」ところを、フィンチに見いだされ、犯罪防止の実行役として働くことになる。
趣味はフィンチの尾行。
ハロルド・フィンチ
「眼鏡のちんちくりん」
天才プログラマーで、”マシン”の開発者。
秘密主義者で、過去の経歴も現在の暮らしも色々謎だが、とりあえずお金持ち。
生真面目な学者然としているが、息をするように嘘がつける。
片足が不自由で、性格的にも荒事は苦手。
”マシン”が検知した番号をリースに伝えるだけでなく、コンピューターを駆使して対象者のデータを収集し、必要があれば現場へも出向く。
現在は廃図書館に生息。
元婚約者は演じる役者の実際の妻である。
視聴方法
- シーズン1
- 全23話
- 日本版DVD・Blu-rayも発売されており、レンタル可能
- Huluで不定期配信中
- かなり続きが気になる展開で、シーズン2へ続く
- シーズン2
- 全22話
- 日本版DVD・Blu-rayは、2013年10月発売・レンタル開始
- いろいろ謎が深まりつつ、シーズン3へ続く
- シーズン3
- 全23話
- ケーブルテレビ(AXN)で、2014年5月から放送
- 日本版DVD・Blu-rayは、2014年10月レンタル開始、11月発売
- 絶望的展開で、シーズン4へ続く
- シーズン4
- 2014-2015年にアメリカで放送
- 日本では本国放送の約1か月後からケーブルテレビ(AXN)で「最速放送」
関連イラスト
ドラマ本編で主人公の中年男性2人が
赤ちゃんの世話
薬を盛られる
相合傘で外出
「俺以外からの電話には出るな」発言
等、公式が最大手な感じなので、ブロマンス~腐向けな二次創作作品が多め。
外部リンク
- AXNの紹介ページ
- ワーナーブラザーズのページ:DVD情報など
- ニコニコチャンネル:1話無料配信