ソドー島とは、汽車のえほん及びきかんしゃトーマスの舞台となる架空の島。
アイリッシュ海に浮んでおり、マン島とブリテン島のカンブリア州バロー・イン・ファーネスの間にあるとされている。
トーマスたちはそこで暮らし、さまざまなトラブルが多い(怪我人や死人が出るほどの大事故が多いが、死人は全く出ていない)。
概要
きかんしゃトーマス並びに汽車のえほんの原作者であり、生みの親のウィルバート・オードリー牧師は、たくさんの読者から「トーマスたちはどこで暮らしていますか?」や路線図と島の設定の矛盾などという手紙がたくさんの届いた。
オードリー牧師は、島の設定や路線図、矛盾を考えていた。
しかしこの時は、仕事でマン島に訪問していて、この島には実在するイギリス教区「ソドー&マン教区」にて、「マン島には土地があるが、ソドーには土地が存在しない」と着目し、マン島とブリテン島の間のアイリッシュ海を埋め、トーマスたち蒸気機関車の天国「ソドー島」が誕生した。
本の出版の作成
1955年、やがてオードリー牧師は、
最初の体系的な設定をそれを具体化し、地図を作成した。
その後、弟のジョージの手助けより、島の設定のはさらに増え続け、歴史・地理学・言語・産業・地質学などを加え、やがて、1987年9月「THE ISLAND OF SODOR(ソドー島)」が出版された。
しかし、この本は残念ながらかなり入手が困難である。
路線図
鉄道会社
地理
イギリス本土とは、若き頃のトップハム・ハット卿が設計し、1915年に完成したシェルツァー式可動橋と呼ばれる橋と1977年に完成した道路鉄道併用橋で結ばれている。
主要な町・名所
ヴィッカーズタウン
島の東海岸に位置しており、ソドー島と英国本土を結ぶ本土連絡橋がある。
この町から終点のナップフォードまで通じている。
ゴードン等の大型機関車たちがよく走っている本線である。
ナップフォード
島の中心となる町。
ここでは、劇中によく出てくる大型駅「ナップフォード駅(90年代ごろはナップフォード・ステーションと呼ばれていた)」と、操車場がある。
尚、本線の機関車が牽く列車は、タンク機関車が毎日入れ替え作業と準備を整えており、時間きっかりに出発ができる。
また、この担当はトーマスだったが、とある事故で大活躍をし、支線を走る機関車となっており、パーシーに担当が変わった。が、彼にはきついということで、ダックが受け持つことになる。