那智改二
おなべきょうしなちせんせい
では、今晩一緒に概要でもどうだ?
妙高姉妹最後の希望。
2015年1月23日のアップデートで実装。
那智が改二となった姿で、改造レベルは足柄・羽黒と同じレベル65。彼女が改二になったことで、妙高型四姉妹全員がコンプリートしたことになる。重巡洋艦娘で姉妹全員改二が実装されるのは、利根型以来2グループ目となり、四姉妹以上の重巡及び改装設計図無しで改二される重巡は妙高型が初となる(ちなみに、それらのコンプリートを達成した艦娘グループに金剛型があげられる)。
bob艦隊での9人目の改二となり、残すは祥鳳のみとなった。
さあ、那智の性能、見ててもらおうか!
火力や雷装といった攻撃的な能力に関しては、姉妹の中で最も低い水準。とはいえ、改二クラスであることに変わりはないので他重巡と比べるとかなりの高水準である。
代わりに対空が非常に高くなっており、一定水準の砲雷撃能力と、高い対空迎撃能力を持つ重巡洋艦として完成している。あと、索敵も十分優れている。これは、レイテ沖海戦に於ける索敵戦果を反映されている。
他の姉妹と同じく、改二になると20.3cm連装砲2号砲を2つ持ってきてくれる(ごく一部の娘は3つ)。このように、2号砲2つに魚雷1つを持ち出すことから、スリガオ海峡夜戦時がモデルと思われる。ちなみに那智はスラバヤ沖海戦、アッツ島沖海戦、スリガオ海峡夜戦で魚雷を発射しているが、どれも命中していない。
改二となって酸素魚雷も持ってくる今だからこそ、敵艦に魚雷を命中させて那智の苦い思い出を払拭させたいものである。
よし、一気に残敵を掃射するぞ!容姿、突撃する!
元々髪が長い那智が、改二になればさらに長くなり地面までギリギリ届くぐらいの長さとなった。さらに、サイドテールの先端部分が枝分かれしており、鋏のような形状となった。
立ち絵も変わっており、ポーズが独特である。それはまるで、頑張って提督に[[壁ドン]して告白しようとして少し照れてしまっているかのよう・・・・。
服装は他の姉妹と変わりはないが、ひとつだけ差異があるとすれば、四姉妹で唯一ロングブーツを履いていることである。そもそも、ブーツは当時では半長靴(日本的言い方、今だと長靴)と言って、海軍士官の陸戦時における実用的な履物であった。他の3人が典型的な淑女の振る舞いにおける女性らしさであるのに対し(一人は例外であるが・・・・。)、彼女は実直な軍人たる彼女における女性らしさとも捉えられる。
豆知識か……次は直撃させる!
彼女の母港ボイスに語られている「達磨」とは、サントリー(当時は寿屋)のウイスキー「オールド」のこと(だるまと読む)。または、その瓶の形状からつけられた愛称。
1940年には完成していたものの一般販売は許されず、発売されたのは1950年のことだった。戦中は、海軍の取り計らいで手に入れた麦でウイスキーを造り、海軍へ納入していた。改二実装と同時に実装された家具「日本酒&ウィスキー棚」に、オールドと思われる瓶が置かれている。よく見ると、彼女の名前でボトルキープが確認できる。ちなみにこの「達磨」は、妙高の時報ボイス(午後11時)でも確認できる。