概要
悪魔城ドラキュラシリーズのひとつでシリーズでいうとファミコンでは3作目、シリーズとしては4作目にあたる作品で、ファミコン以外にもiアプリやWiiのバーチャルコンソール上でも配信が行われた作品でもある。
主人公は1作目の血縁者(子孫)の一人であるラルフ・C・ベルモンドでサイファ・ヴェルナンデス・グラント・ダナスティ・アルカードの3人がパートナーとなる。
内容もさることながら、この作品の「伝説」たらしめているのが拡張チップ『VRC VI』の搭載であろう。この拡張チップに搭載された音源を組み合わせて奏でられる楽曲のクオリティがファミコンと思えぬ美しさであり、ファミコンに外部音声入力端子がカートリッジスロットにあったゆえに実現したのである。
そのため、海外版『悪魔城伝説』こと『キャッスルバニアIII』は海外版ファミコンであるNESに外部音声入力端子がない事から『VRC VI』が搭載されていない為、『悪魔城伝説』と比べるとチープに感じられてしまっている。
曲に自信を持っている為か、説明書にサウンドテスト起動のコマンドが記されており、思う存分聴く事ができる。是非ともVCで入手の際は堪能していただきたい。
余談
元々は「ドラキュラⅢ」という仮名がつけられていたが、正式タイトルは『悪魔城伝説』に変更された。
関連リンク
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ぼくドラキュラくん・・・ドラキュラシリーズのファミコン4作品目