グラント・ダナスティ
ぐらんとだなすてぃ
『悪魔城ドラキュラ』シリーズの、プレイ可能キャラ。
初登場は悪魔城伝説。
身軽でジャンプ力が高く、壁や天井でも登って他のキャラが行けないルートを移動でき、メイン武器は短剣を使う。サブウェポンとして斧と懐中時計。被ダメージ量は多めだが、小柄なぶん敵の攻撃に当たりにくい。
「ああ、悪い夢を見ているようだ…俺はグラント。やつの力で化物の姿にされちまってたんだ。」
「仲間も親兄弟もみんな、やつの犠牲になって…頼む!俺も連れてってくれよお!」
ワラキアでも最も身軽で正義感にあふれた男性。なぜか英語版では海賊となっている。
ドラキュラの殺戮に対して蜂起し戦いを挑もうとしたワラキアの人々の一人。しかし捕らえられてしまい、醜い化け物の姿に変えられて、時計台内の頂上に潜む。
ラルフ・C・ベルモンドに救出され、共にドラキュラを倒す。その後は街の復興に尽くす。
『悪魔城伝説』を元にしているパチスロ『悪魔城ドラキュラIII』や海外産アニメ『悪魔城ドラキュラ―キャッスルヴァニアー』に、プレイヤーキャラの中で一人だけ登場しない、かなり不遇な扱いを受けている(一応パチスロでは原作のドット姿でキャラ紹介はある)。
外部作品のコラボスキンでもグラントだけハブられることが多い。
『月下の夜想曲』と『ギャラリーオブラビリンス』では、グラントフェイク(グラントに化けたゾンビ)が登場する。
ゲームブック「悪魔城伝説 真正バンパイアハンター」のロウ・ダナスティ、小説「悪魔城ドラキュラ 神淵の追想曲」のミシェル・ダナスティは、グラントの子孫である。
悪魔城ドラキュラジャッジメント
「さぁて グラント様の本領発揮と行きますか」
「遅ぇなぁ。ハエが止まっているかと思ったぜ」
CV:小野坂昌也
小畑健によるデザイン。悪魔城伝説から1年後の姿で、ドラキュラとの戦いで負傷した後遺症で顔や体中に包帯を巻いており、顔色も悪い。新世界のムチ使いと並ぶと、デスノートの死神に見える。
本作での設定ではラルフのことを「兄貴」と呼んでいる。また、仲間のサイファに惚れていたため、本作では所々でラルフへの劣等感を覗かせる。
ストーリーでは、まだラルフ達と出会う前のサイファに「自分が将来の旦那」だと嘘をつこうとした(結局嘘は駄目だとやめたが)。
なぜ自分たちの結婚式に出席しなかったか聞いてきたラルフに対して一発殴らせろと言い、それでラルフはグラントのサイファへの想いを知り、受けて立つ。殴り合い後は自分の気持ちに整理がついたようで心から二人を祝福した。
EDでは生涯をかけてドラキュラ達によって破壊された街の再興に取り組み、人々からはハンターとしてでなく街を復興させた英雄として語り継がれるようになると語られた。
Vampire Survivors
コラボDLC「悪魔城ドラキュラの頌歌」で登場。ラルフの初期武器を進化させると解放される。
今回はハブられる事は無くサイファ、アルカードと揃って無事に参戦した。
被弾時またはHP満タン状態でさらにHPを回復した時に手持ちのナイフ系武器で追加攻撃を行う能力を持つ。
初期武器は「カーブナイフ」。不規則に回転する(死神が投げてくる小鎌に似た)ナイフを投擲する。進化して「ブワカナイフ」になると敵に当たると乱反射し続けるようになる。
テーマ曲はMad Forest(ジャッジメント版)。