式根島

しきねじま

東京都に属する伊豆諸島の島。伊豆七島のひとつ新島の属島である。

概要

新島の南西に位置する島で、東京都新島村に属する。

巨大な溶岩の一枚岩でできた島であり、真水が手に入らない事から中世以降江戸時代まで定住者はなく、1888年に定住が始まるまでは無人島だった(伊豆諸島を伊豆七島と呼ぶのは、規模の小さい八丈小島や青ヶ島を除いて有人島が7つしかなかったからであり、その呼称が定着したころは式根島は無人島であった)。現在では新島から海底水道で水が送られている。

1703年の元禄大津波で当時陸続きだった新島から切り離された、との伝説があるが、これは明治時代に式根島の所有権が国に取り上げられることを危惧した新島の住民により主張されはじめたものであり、事実ではない。

関連タグ

伊豆諸島 新島

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