乱藤四郎

みだれとうしろう

刀工・粟田口吉光の作の日本刀。もしくはそれをモチーフとした『刀剣乱舞』に登場するキャラクター。本稿では、特に後者について述べる。

概要

別名、乱吉光。鎌倉時代中期の刀工、粟田口吉光の作の短刀。

藤四郎としては珍しく乱れ刃を持ち、これが号の由来ともなっている。室町時代、細川勝元の所持となっていた時に名付けられたとされる。江戸時代には忍藩・白河藩藩主を歴任した阿部家に伝来。

現在は大阪歴史博物館に所蔵されている。重要美術品。

「乱藤四郎だよ。……ねぇ、ボクと乱れたいの？」

DMMサービスのブラウザゲーム『刀剣乱舞』に登場するキャラクター。

短刀の中では平均的なステータス。

同じく吉光の作である刀剣男士達とは兄弟として扱われている。他の兄弟達と同様に、内番(手合せ)で一期一振と組むと、特殊会話が発生する。

ロングヘアに黒オーバーニー、フリル付ミニワンピース型の衣服…といった出で立ちの、所謂男の娘。前述したように、藤四郎としては珍しい乱れ刃であることから、外見での差別化を図るために男の娘としてデザインされたのでは、と考えられる。

少しワガママな面もあるが基本的には素直な少年。しかし、思わず(意味深)と付けたくなるような台詞もちらほら。