ヤムチャ視点
やむちゃしてん
あ、アイツら・・・一体どんな動きをしてやがるんだ・・・?!
ヤムチャ視点とは、当事者と傍観者の間に起きる現象の一種である。
概要
やってる本人たちからすればふつうだが、傍観者の我々からすれば「何を言っているのかわからねーと(ry」な状況。
『ドラゴンボール』で、悟空たちのバトルをヤムチャさんから見ると何が起きてるかわからなくなることになぞらえている……というのはちょっと違うらしい。
ヤムチャさんの名誉のために言うと、実際に原作でヤムチャが『ヤムチャ視点』になったことは一度もなく、天下一武道会で神すら見切れなかった悟空vsマジュニア戦もしっかりと見切っており(「空(くう)だー!」)、逆にヤムチャとサイバイマンの戦いを速すぎて見切れなかった孫悟飯の話なども存在する。実質、このポジションはブルマやサタンなどの視点である。
では、なんでこんな言葉が生まれたかと言えば、某所にて『ヤムチャの気持ちが分かる動画』というタグが発生し、その略称・もしく副産物として生まれたようである。
元々の原義的に考えれば「ヤムチャさんがいま戦っている両者の実力に呆然とする」(=試合はバッチリ見れている)とするほうがしっくりくるはずで、実際このタグが登場した初期にはその意味で使われていたようなのだが、「ヤムチャ=かませ犬」のイメージが拭えないためか、いつしか「動きに付いていけず見切ることができない状態」という意味とヤムチャを見下しているファン達の勝手な誤解されてすっかり定着してしまったようだ。