※主にアニメ版に準拠して記述しています。
闇の炎に抱かれて消えろ!
概要
CV:福山潤
本作の主人公。高等部1年4組。人当たりのよい好人物。英語が少々不得手ながらも成績は概ね良好で、勉強を教える際も粘り強く付き合ってくれる。いざという時には行動力を発揮し、大切な人のためなら一晩中でも自転車を漕げる。高所やお化け屋敷など、怖いものが苦手。
単身赴任中の父、仕事で在宅時間が不規則な母に代わって家事を引き受けている。妹が二人いる。
中学時代、「ダークフレイムマスター」という自分設定を闇ノートいっぱいに膨らませていた元中二病。学校では設定を貫くあまりに浮きまくり、自宅の周辺でも一張羅の黒いコートを纏い、人知れず何者かとの戦いを繰り広げていた。お年玉を注ぎ込んだという模造剣をはじめ、モデルガンや鉤爪などの武器を揃えているが、今やその大半が押入れの肥やしと化している。
数々の言動を忌まわしい記憶として封印しようと決意し、地元から離れた知人のいない高校に入学、晴れて普通の高校生活をスタートさせるも、今生の別れと口にした闇の決め台詞を六花に聞かれてしまう。以来、彼女の妄想や設定に振り回されるようになるが、元来の面倒見のよさに加え、中二病のあしらい方を心得ているため、立ち位置はどこか保護者じみている。
自身の中二病時代を振り返っては恥ずかしさに身悶えるが、自分の過去を反省しつつも否定せず折り合いをつけたいと考えている。闇ノートで設定画を描き慣れており、絵が上手い。