「一人は高い戦闘技術を、
一人は強靭な精神力を、
一人はとても賢い頭を持っている」
概要
『進撃の巨人』に登場する、エレン・イェーガー、ミカサ・アッカーマン、アルミン・アルレルトの3人組。
作中では、この三人のいずれかの視点から物語が語られることが多い。
彼等は同じシガンシナ区出身で、巨人の壁内侵攻前から親交がある。
また、エレンにとってアルミンは、後に家族となるミカサと出会う以前からの唯一の親友である。
そのため、よく三人で過ごし、アルミンは本で外の世界のことを二人に教えたり、エレンとミカサは異端視されていたアルミンを虐めから守ったりしていた。
訓練兵となった後、エレンが巨人化能力を覚醒させてしまい、人類から激しい敵意と恐怖を向けられるが、ミカサとアルミンはエレンを信じて庇おうとした。
ミカサは人類への反逆行為であるとしてもエレンを守る為なら兵団と敵対し、邪魔する彼らを殺すことを厭わない姿勢を見せ、アルミンは三人の命運を分ける決死の説得を二人から任されるなど、三人の結束と信頼はとても強い。
「…そういえば…あいつらは…一切、オレを怖がったりしなかったな…」
「私の特技は、肉を…削ぎ落とすことです」
「僕に命を任せると言っている二人は…僕が、この世で最も信頼している人間だ」
まだ年齢故に荒削りながら、互いを補い合うバランスの取れた三人を、幼い頃から知るハンネスは、「一人は高い戦闘技術を、一人は強靭な精神力を、一人はとても賢い頭を持っている」と評している。