注意
本項目は重度のネタバレを含んでいます。苦手な人はブラウザバックをお勧めします。
概要
デジモンストーリーサイバースルゥースに登場する未知の生命体。
知性を持たず、アメーバのように接触した人間やデジモンのデータを吸収する。
吸収されたデータはバグ化し、如何なる方法でも修復はできない。
つまり「EDEN症候群」はイーターにデータを喰われた被害者というわけである。
データを狙う事から、デジタルウェイブのような高密度なデータの奔流に惹かれる性質を持つ。
彼らは個を持たず、捕食したデータを瞬時にほかの個体と共有する性質を持ち、そこには過去・今・未来は存在せず、マザーがいる限りは無限に情報を溜め込める。
種類
- 第一形態(原種形態)
外見はモノクロの触手が絡み合ったタコやイカの様な軟体動物であり、中心にコアと思しき物体が鎮座している。一番多くみられる形態である。
- 第二形態
人間のデータを吸収したことで人間の形を持ったイーター。
- イーター・イヴ
イーターがある少女を取り込んだことで変質した形態。
取り込まれた少女はイーターの一部と化しており、ボールギャグを咥えさせられた危ない姿になっている
- イーター・アダム
物語終盤である人間がイーターと同化し、多大なデータを喰らい尽くした先に変異した形態。
- マザー・イーター
イーターの研究をしている末堂アケミによって存在を語られたイーター。
全てのイーターを統括する存在であり、喰らったデータを貯蔵するサーバーとしての役割を兼ねているらしい。
理論上では、この個体を撃破することでイーターの存在した情報は逆転し、すべてを無かった事にできると思われる。
正体
EDENという巨大な電脳空間に蓄積した人間の負のデータによって発生したものだと考えられている。
ロイヤルナイツ達によると「人間の原罪」。
8年前のある事件によりデジタルワールドにも侵攻し、爆発的な増殖力とデジモンの天敵ともいえるデータの捕食能力により、現在ではロイヤルナイツを含めたイグドラシルの勢力を壊滅にまで追い込んでいる。
この事件によってドゥフトモンやロードナイトモンなどの一部のロイヤルナイツは人間に敵意を抱き、イーターとそれを生み出した人間を滅ぼすために「ロスト・パラダイス計画」を画策した。
関連項目
真実
イーターの本当の正体は、イグドラシルでも探知できない高次元存在の触覚である。
元々人間界とデジタルワールドは一種のパラレルワールドであり、イーターは並行世界の狭間を漂っていただけで、ある事件によってデジタルワールドと人間界のゲートが開き、イーターはそこから両方の世界に進出したのである。
デジタルワールドの被害がデカいのは、彼らがデータを吸収する進化を遂げていたことで、データの塊であるデジタルワールドは彼らの格好の餌場と認識されていたからである。
事実、彼らの最初の姿は光る物体である。