りんさく

高橋留美子の原作漫画「境界のRINNE」のキャラクター、六道りんねと真宮桜のカップリング。

「真宮桜は…天使のように優しい」

「人間みたいなんだけどね、優しい死神なんだよ」

概要

二人の出逢いは、小犬と男子学生の幽霊を成仏させるところから始まる。

以来、死神みたいなりんねと幽霊が見える桜が、様々な出来事を通じ協力して霊を成仏させながら、互いに信頼関係を結んでいく。

作中では、貧乏なりんねに桜が差し入れを届けに行く姿や、六文らと霊的事件を解決するため一緒に行動するシーンが多く見られる。

りんねは最初こそ意識していなかったものの、話が進むにつれて桜に想いを寄せる翼と張り合ったり、他の女性キャラによる一方的なアプローチを見られて必死に弁解したり、彼女に惹かれていると思われる描写が増えてきている。

また、桜のピンチには真っ先に駆けつけて身を案じたりするなど、彼女を特別な存在と思っているようである（れんげ曰く、「りんねの弱点は桜」と認識されたほど）。

最近では桜への好意も非常にわかりやすく、彼女に喜んでもらったり褒められたりすると舞い上がるほど。

一方、桜はというと、明確にりんねに対してどう思っているのかを表す描写は滅多にない。

しかし、死神交流会の際にはりんねと一緒に出掛けられることをとても喜んでいた。

また、普段は穏やかで滅多に怒ることのない彼女が、りんねのピンチには珍しく険しい表情を見せて救出に尽力するなど、自覚はないが少なからず好意を持っているのは確かである。

それがクラスメートや友人としてなのか、異性としてなのかは定かではないが、桜自身は死神の仕事の手伝いを通じて彼の力になりたいと思っている。

現在は、お互いに付かず離れずの距離を保った関係である。

にもかかわらず、連載第1話から手を繋いだり、初期からお姫様抱っこをしたりするなど、意外とナチュラルに高度なスキンシップが頻繁にあったりする。

りんねが素でボケることが多く、桜がそれにツッコミを入れる場面が多々ある。

ただし、桜も天然なところが多少あるため、ごく稀に素でボケることがある。

恋愛に鈍感など、二人の共通点は意外と多い。

感情的でなく、どちらかというとクールでおっとりしているので、言い争いをすることない。

何より、一番はお互いが優しい性格に惹かれ合っているところである。