概要
2013年から放送されているMBCのテレビドラマ。
日本では『奇皇后 〜ふたつの愛 涙の誓い〜』というタイトルで放送されている。全51回。
あらすじ
14世紀。高麗(コリョ)の少女ヤンは大国・元への貢ぎ物「貢女(コンニョ)」として母と共に連れ去られる道中、人質として同行していた世子(セジャ)ワン・ユの助けで逃亡。だが、ヤンの母は元の将軍タンギセに殺される。逃げ延びたヤンは素性を隠すため少年スンニャンに姿を変え、権力者ワン・ゴに仕えることに。13年後、スンニャンは弓の名手となり、ならず者たちを率いていた。ある日、遊び人を装うワン・ユに出会う‥‥ (公式ページより一話あらすじ抜粋)
とまあ、ざっくり言うと、元の貢物にされるはずだった娘が、運命に翻弄されながらも最終的に元朝最後の皇帝の妃にまで上り詰めていくというサクセスストーリーである。
また、奇皇后は実在した人物ではあるが、その生涯は一切不明なため、物語は登場人物を含めて史実の他、多数の創作を交えて構成されている。
登場人物
キ・ヤン/スンニャン(奇皇后):本作の主人公。タファンの三番目の皇后。
ワン・ユ(忠恵王):高麗第28代王。
タファン(順帝):元朝第11代皇帝。元朝最後の皇帝。
ワン・ゴ(徳興君):ワン・ユの叔父。ワン・ユの死後も、その弟の恭愍王からも王位を奪おうとした
タナシルリ:タファンの一番目の皇后。わがままで気が強い暗君。
徐(ソ)尚宮:皇后宮の最高尚宮。タナシルリにヤンを殺害するためのチベット仏教由来の真言の呪法を授ける。
皇太后:タファンの叔母。
チェ・ムソン(崔茂宣):高麗出身武官。
パン・シヌ:高麗の内官。ワン・ユの忠臣。
ヨンチョル:タナシルリの父。元の宰相。タファンの父を殺害した。
ヨム・ビョンス:武官。高麗出身。
ペガン(伯顔):元の武将。タルタルの叔父
タルタル:ぺガンの甥で、彼の軍師
チャン・スニョン:元の文官。
キ・ジャオ:スンニャンの父、巡軍万戸府の長官。
ヨンビス/パトゥル:ティルク(突厥、後のオスマン・トルコ)の女将軍。ぺガンとの戦いに敗れた後は、メバクの奴隷軍人にされた。
フクス:ユーラシアをまたにかけて活躍するイルハン国の商人。扱う品物は、金銀財宝から奴婢まで幅広い。タルタルに殺害される
(「ウィキペディア」より抜粋)