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スーパーサウルス

すーぱーさうるす

中生代ジュラ紀後期に北アメリカに棲息していた植物食恐竜で、史上最大級の陸生動物の一つ。

データ

名称は「超越した存在」を意味する英語「Super」と爬虫類を意味するギリシア語「Sauros」の合成語。敢えて口語訳すると「超越した爬虫類」又は「スーパーサイズの爬虫類」。

学名は通常ギリシア語化した単語で名付けられるのが慣習である為、本来は「スペルサウルス」とギリシア風に発音すべき(らしい)が、何故かスーパーサウルスの場合はそのまま英語風に発音する事が多い。

推定全長は33~35メートル、体重は推定40~50トン。一日に最大で500キロの植物を食べ、寿命は最長で200歳近くに達したとも言われている。

化石はアメリカのコロラド州とワイオミング州で見つかっているが、2015年にポルトガルに棲息していたディンヘイロサウルスもスーパーサウルス属に含めるという学説が発表された。全身骨格はまだ見つかって無いが、所謂30メートルオーヴァーの恐竜としては最も化石の産出が多く、そのサイズにも信憑性が高い。

かつてウルトラサウルス(後にウルトラサウロスと命名され直した)と呼ばれていた恐竜は、本種とブラキオサウルスの化石が混在したキメラである。

発見当初はブラキオサウルス類と考えられたが、近年の研究によりディプロドクス上科の中でもアパトサウルスに比較的近縁である事、どっしりとした体型であった事、全長の割合に対し比較的頸の占める割合が高めだった事(アパトサウルスでは頸よりも尾の割合が高い)、更に体重を軽くする為に骨の一部が含気骨(がんきこつ)と呼ばれるスポンジ状の構造になっているが判明している。

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