概要
アメリカ軍の艦上爆撃機。愛称は「ヘルダイバー」。製造はカーチス社。
旧式化しつつあったSBDドーントレスの後継機として開発された。
ドーントレスよりも速度や爆弾の搭載量、機銃の口径などが強化されている一方、性能よりも生産性を重視した設計ゆえに安定性などに難があり、トラブルの多い機体でもあった。
そのため現場ではしばしば嫌われ、型番であるSB2Cをもじって「Son of a Bitch 2nd. Class=サノバビッチ・セカンドクラス(二流のクソッタレ)」と呼ばれることもあった。
しかし生産性の高さは折り紙つきであり、7000機以上が製造され、第二次世界大戦中期から後期にかけて、アメリカ軍の主力爆撃機として活躍した。
関連タグ
SBD ←太平洋戦争初期、SB2C以前に活躍した急降下爆撃機。