結城夏野
ゆうきなつの
小野不由美作の小説、「屍鬼」及びその漫画版・アニメ版に登場するキャラクターであり主人公の一人。原作小説と漫画版及びアニメ版で、展開が大きく変わるキャラである。
人物
外場村の外からやってきた、都会からの転校生。高校一年生。
ドライかつ冷静な性格で、清水恵の好意に気づいてはいるが、彼自身はその好意を疎ましく思っている。
しかし、彼女の「村を出て都会へ行く。」という思いに関しては共感している。
武藤徹は村での唯一の親友。
両親が芸術家であり、両親が山で創作活動を行いたいという理由から親と共に外場村へ越してきた。
創作工房という屋号の上に夫婦別姓(「結城」は父親の姓だが、戸籍は母親の姓である「小出」)のため、大半の村人からは工房の息子と呼ばれている。
名前で呼ぶのは同年代の人物たちくらいなのだが、当の本人は名前で呼ばれる事を極端に嫌がっている。
母姓でのフルネームは「小出夏野(こいでなつの)」。
タグは「夏野」も使用されている。
メディア間における展開の違い
以下ネタバレ注意 |
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小説版
起き上がりとなった武藤徹を退けることが出来ず、物語中盤で死亡している。