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超神ネイガーの編集履歴

2015-07-03 00:37:23 バージョン

超神ネイガー

ちょうじんねいがー

説明しよう!超神ネイガーとは、秋田県で活躍しているヒーローである!

超神ネイガーとは


農家の青年「アキタ・ケン」が豪石して変身したヒーロー。にかほ市(旧・金浦町)を中心に秋田県で活躍する。名前の由来は、ナマハゲの叫び声『泣ぐ子は居ねがぁ』からである。変身後の姿は、ナマハゲに代表される日本海沿岸を中心に全国に分布する来訪神であるナモミハギの力を借りているため、ナマハゲを模している。

変身前の「アキタ・ケン」はにかほ市に住み、トレーニングを趣味とし、隆々の筋肉が自慢の負けず嫌いで正義感の強い青年。だじゃく組合によるカメムシ大発生作戦になすすべもない状態の中、田を守るために戦ったことをナモミハギに認められて「豪石玉」を授かった。

変身後のイメージカラーは赤。これはナマハゲの赤い面やトラクターの色などから。頭には赤いナモミハギの角と牙を持ち、肩には出刃包丁型のプロテクターをつけている。他人と肩がぶつかっても謝らないような悪い奴には、ネイガーがぶつかりに行くためらしい。胸のプロテクターにもナモミハギの顔がある。4点式シートベルトのような肩と脇の鋭い爪は、狙った悪を逃さない正義の象徴、であるとのこと。ひざに手桶型のニー・パッドがついている。本来手に持つべき道具が膝についているのでハンドフリーで戦える。ももには紙重(神社の注連縄についている、雷を表す紙の飾り)がついている。ベルトには秋田県の「ア」型マークが輝き、更に九星や陰陽が施され、風水のパワーも身につけている。



ネイガーの武器、必殺技


主な武器は「キリタン・ソード」。これを使って必殺技「比内地鶏クラッシュ」と「比内鶏クラッシュ」を繰り出す。「比内鶏クラッシュ」は天然記念物級の技。いずれも技が炸裂した際に「コケコッコー」という鶏の声が聞こえる。

他に、ハタハタ型の銃「ブリコガン」(ブリコとはハタハタの卵のこと)を持っている。必殺技は「男鹿ブリコショット」。腕に嵌める「カマクラ・ナックル」もある。必殺技は「横手豪雪パンチ」など。

防具は「カントウ・シールド」。カントウは関東ではなく、東北四大祭の1つ、竿灯のこと。これに使われる提灯が多数ついた竿を模している。これは、カントウマンから託されたもの。大気圏突入が可能。

乗り物は二条刈りのコンバインやハタハタ型のオートバイ「マシン・ショッツラー」(秋田の伝統的な魚醤しょっつるにちなむ)。ショッツラーは出力10万bp(ブリコ・パワー、10万bpは約47馬力)、燃料はしょっつるである。ブリコ・パワーを馬力に直すとどうなるのかは不明。

決めゼリフは「海を、山を、秋田を守る、超神ネイガー!!」



ネイガーの仲間達


アラゲ丸


漁師の青年「ハチモリ・リュウ」が変身したヒーロー。アラハバキの力を借りて変身し、秋田の海を守る。気性は荒く、誰かれ構わず勝負を挑む。しかし女房には勝てず、かがぁは“最強”と言われている。戦闘中、かがぁに携帯電話でどやしつけられ、呼び戻されることが多い。

変身前の「ハチモリ・リュウ」は漁船「碇丸(いかりまる)」の操業主。漁船にて季節の魚を捕るほか、素潜りでカキ、アワビを獲って生計を立てている。モデルは象潟漁協の佐々木健一さん。

変身後のイメージカラーは青。そのスーツには、海や漁業に関したパーツが多い。額に錨、顎は漁船、後頭部には船外機がついている。肩にはテトラポッドが装着されており、腕にも碇がついている。拳には“岩をも砕く日本海の荒波パワー”が「波」という字で表現されている。実は型のテトラポッドはこの拳の力を抑えるためにあるとか?胸にはある魚を模したプロテクターがついている。背中には、文字ではなく大きな錨がデザインされている。襟は防波堤をイメージして、首を守っている。ベルトは魚群探知機で、どんな山奥にいても魚群を発見すると「さかなだよ」と鳴って知らせてくれるが、時々ネイガーのショッツラーやブリコガンにも反応する。

主な武器は、鱈型の小型砲「タラ・バズーカ」。これを使う必殺技は「おう、そこのはんかくせぇ(愚かな、などの意)の、これ持ってれ」などと言って「タラ・バズーカ」をハンカクサイに渡すこと。「タラ・バズーカ」は本来一人では持てないほど重いらしい。

他に、イカ型のカッター「イカ・スライサー」がある。必殺技は「日本海・怒濤・波の華切り」。

乗り物は、小型漁船の「いかり丸」。必殺技は「シラセ・氷砕・アタック」。「ハチモリ・リュウ」が所有する2隻の漁船のうち小さい方。

ネイガーをライバル視しており、「戦斗漁船」「漁協の狂犬」「港の暴れ馬」などの異名を持つ。だじゃく組合に接待を受けて、用心棒として雇われたことがある。ネイガーとは別に、専用のテーマソング「俺は漁港(みなと)の暴れ馬」を持っている。

決めゼリフは「天に満月、地に月見草、船に錦の大漁旗!炎の漁師、アラゲ丸!!」



ネイガー・ジオン


林業に従事する青年「フジサト・シロー」が変身したヒーロー。ネイガーと同じくナモミハギの力を借りる。

変身前の「フジサト・シロー」は呑気で気の優しい青年であり、秋田の自然とおいしい水(……酒?)をこよなく愛する。仕事柄か、山神鎮守の御神酒を常に携行している。御神酒を入れるひょうたんには「師恩(ジオン)の酒」と書かれている。

変身後のイメージカラーは森林の緑。その姿は、ネイガーと同じくナモミハギの力を借りているため、ナマハゲを模している。緑のナモミハギの角と牙を持ち、全体的にギザギザしている。後頭部には杉らしき模様も付いている。顔面にはイヌワシやクワガタ風の牙の模様がある。肩には松ぼっくり型のプロテクターがついている。胸のプロテクターは、ネイガーがナモミハギの目の部分を模していたのに対し、ジオンは顎の部分を模している。背中には「酒」の字、手の甲には「刃」の字が刻まれている。

身軽で、武器を使うよりも素手での拳法を得意とする。豪石後、山神鎮守のために持ち歩いている御神酒を口にすることで酔拳を使えるようになる。必殺技「クマゲラパンチ」は、あたかもクマゲラが木を突くように、目に見えない早さで敵に無数のパンチを叩き込む技である。他にも「キリトンファー」「キリタンチャク」などの武器や、「カモシカキック」というキック技も使う。

アキタ・ケンの正義感に心を打たれ、弟分として「ジオン」と名乗っている(これは、秋田弁で弟を「おんじ」と呼ぶことから)。また、ネイガーを師と仰いで「師恩」とサインすることもある。

酒を飲んでテンションが上がってくると巻き舌で「とぅるッふー♪」と言う。

普段の乗り物は不明だが、NHK秋田の2007年正月特番では、ジャックされた局を守るためにカモシカ2頭立てのソリに乗ってやってきた。カモシカの名前は「ジャッキー」「リー」。名前の由来は明らかにアレである。

決めゼリフは「森の悲鳴を聞きつけりゃ、木霊の速さで駆けつけるッ!その名も、ネイガージオン!!」



ネイガー・マイ


女性版のネイガー。田沢湖の龍神により力を授かって変身する。

変身前は、米屋の看板娘「アキタ・マイ」。アキタ・ケンの親戚関係らしいが不明。ネイガーに対し、「あなたの妹分ってことにしておいて」と話す。

ばあちゃんの教えにより女性に手出しできないネイガーに代わり、女怪人を倒す役目を担う。

変身後のイメージカラーは白。田沢湖のもつ深い藍色の瞳に加え、額には龍の頭が施されている。「額に龍」と言えば、延年チョウクライロ舞(旧象潟町小滝)の羅陵王にも通じる“美しさと強さ”の証、なのだという。肩からはベールのような薄布が垂れ下がっている。これで空中戦が可能になっているらしい。背中には「米」の文字を図案化した赤い模様が描かれている。胸には「美」のマークが入っている。

ピンク色の空飛ぶ龍に乗って移動を行っている。

かなりのパワー型で、プロレス技を得意とし、激しい戦いを展開する。必殺技は「辰子ツイスト」「辰子ウィザード」。

決めゼリフは「秋田の未来を!秋田の平和を!華麗に守る!ネイガーマイ!!」



カントウマン(竿灯マン)


何の神の力を借りているかは不明、よって正式な超神かどうかも不明。竿灯まつりそのものの化身とも言われる。

変身前は、秋田市大町に住む公務員(市役所職員)の青年「クボタ・ジョー」。

変身後のイメージカラーは祭りの夜空を象徴する紫。自称「提灯ネイガー」。

武器や必殺技などは特にない。戦闘では、カントウシールドを用いての専守防衛に徹する。転ぶと一人では起き上がれないので、「どっこいしょー、どっこいしょー」と竿灯のかけ声をかけることで起き上がれるようになる。

後にカントウ・シールドをネイガーに託した。

背中には「祭」の文字が書かれている。

決めゼリフは「人呼んで、戦う東北四大まつり!カントウマン!」



ネイガービガビガG


時空を超えて悪さをしようとやって来た100年後のハンカクサイ「スコタマハンカクサイ」を追って、現代の秋田にやってきた、100年後の超神ネイガー(スコタマは凄くの意。ビガビガジイはぴかぴか輝いているの意)。

変身前はネイガーことアキタ・ケンのひ孫「アキタ・ケンタ」。ネイガーを「伝説のネイガー」と呼んで尊敬している。

変身後はメタルヒーロー風のマジョーラカラーの戦闘スーツ「ビガビガG」を「豪石装甲」し、サンダーブリコガンや、カマクラナックル(小)、赤飯で出来たオゴワ・キリタンソードを武器に戦う。必殺技は、曾祖父ネイガーと同様、鳥海キック。二人で「鳥海ダブルキック」を放つこともある。

決めゼリフは「海を、山を、秋田を守る、超神ネイガー、ビガビガG!」

何かというと「G(ジー)ッ!」と叫んでポーズを決める。



ザッパー・ジール


ネイガーに弟子入りし、修行を積んでいる見習い超神。名前の由来はザッパ汁。

ネイガーに似た姿をしているが、基調色は白で、さらに肩や頭部がネイガーに比べ簡略化されている。背中の文字は「成」で、拳には「学」の字が刻まれている。

勉強熱心で、ネイガーから授けられた「超神心得」を守り、常に読書とトレーニングを怠らない。得意技は本で覚えた整体。攻撃の他、ダメージ回復にも使われる。

しかし仮豪石の身であるため、まだネイガーを名乗ることは許されていない。強さはホジーネ以上だが、怪人とはタイマンでなんとか戦える程度。複数で襲われるとピンチになってしまうこともしばしばである。



だじゃく組合


だじゃく組合とは


ネイガーの敵である悪の組織。だじゃく(だんじゃく)とは、秋田弁で「乱暴」「横暴」の意。

組合長以下、多数のホジナシ怪人(組合員)たちが所属している。なお「ホジナシ」とは、「間抜け」「分別のない者」の意。

「明日の秋田を駄目にする」をスローガンとして掲げ、秋田の悪の組織ナンバーワンを目指し、組合員は日々セコい悪事(ピンポンダッシュなど)にいそしんでいる。おもな行動方針は「秋田の平和と繁栄を呪い、実りを踏みにじる」こと。ネイガーショーなどでは、その場にいるTV局のアナウンサーやゲストを誘拐して組合員にしてしまうなどの卑劣な行為を行うが、誘拐された側からもあまり本気で怖がられたためしがない。幹部一人一人の個性が強く、組合内部での上下関係を巡った小競り合いが繰り広げられることもある。

秋田県下のすべての市町村と岩手県、台湾に支部組合がある。これらを中央で統括する組合連合会があり「ダジャックス」と名乗っている。だじゃく組合連合会は正義側のネイガーすら持っていない独自ドメイン“dajax.jp”を保有し、インターネットの世界からも悪事を目論んでいる。まともな企業ホームページらしく仕上げてあり、「秋田をダメにするソリューションの提案」などそれらしい事が記載されているが、各所のボタンやハイパーリンクを設置しているように見える場所にマウスポインタを合わせても、何も反応しない。

なお、国勢調査における職業は「団体職員」。

ハンカクサイ曰く、毎水曜が定休日。



主な組合員


セヤミコギ

組合長だがその姿を見た者は誰もいないと言われている。口癖は「コギ、コギ、コギ」。部下に面倒ごとを押しつけ、自分は背中や腰が痛いからと言って寝てばかりいるらしい。



バスコギ

副組合長。2枚舌の巨大なブラックバスが黒スーツを着ている姿。

アタッシュケースを持ち歩き、さまざまな悪質商法で秋田県民から小金を搾り取ろうと企む。極めて胡散臭い通販会社「ダジャネット」を経営している、と自分では言うが、何もかも本当かどうかは分からない。口癖は「ばは、ばはー」。

引っ込められない舌が弱点で、よく1枚引きちぎられる。



エジクサレ


監事。名前は「強情っ張り」の意。



ショネマガリ


監事。名前は「性根曲がり」の意。



ハンカクサイ


戦闘担当の行動班長。

超神との対決が最も多く、組合員の中では最も有名。基本的にいつもはだらだらとやる気のない態度である。やる気のないあまりに、アラゲ丸には常に無抵抗で蹴りを入れられ、時には戦闘員ホジーネに踏まれることすらある。年齢は自称2万歳。

稲作農家にとって最大の害虫カメムシをデザインした顔面。農業従事者なら、見るだけで不快感を催す怪人。

呼ぶ場合は、必ず「ハン・カクサイ」と区切らないと怒る。自称「ハン様」。

セヤミコギ組合長とのやりとりでは、中間管理職特有の卑屈な態度に終始する。

部下のホジーネたちには、労いの言葉をかけたり食べ物をおごったりと、思いやりのある面を見せることもある。

悪事はあくまで「仕事」であるため、仕事のストレスは善行によって発散しているようだ。

武器は「タロンペ・ソード」。氷柱の剣であるため、もろくて折れやすい。

得意な攻撃技は、尻から発射する「カメムシガス」(公式サイトでは「おならガス」とも表現)。強烈に臭い。これを秋田県民が嗅ぐと、たちまちホジナシになり、だじゃく組合に入りたくなったり、場合によってはカメムシそのものに変えられたりする。

農薬散布のヘリコプターの音が弱点。これが聞こえると物陰に隠れるが、頭を隠してもなぜか尻は隠さない。

ネイガーに負け、逃げる時の捨てゼリフは「おべでれや~!!」(「覚えてろよ」の意)。

ラジオ番組をもつなど、マスコミを使った作戦を得意とする。声質がよいのと語り口が軽妙なので意外と人気があり、ファンも多い。

見る夢は、すべて「No Future(未来はない)」らしい。

ちなみに「だじゃく組合」という組織の命名及び組織のバックルのデザインを手がけたのは彼の様子。



スコタマハンカクサイ


正式名称「スーパーウルトラハン・カクサイ」。100年後の未来からやってきた、未来のハンカクサイである。

鹿角市大湯のストーンサークルがもつ、時間をコントロールする機能によってタイムスリップしてきた。ハンカクサイは、100年の間、さまざまな農薬にうち勝つため、自分の体を強化改造しているうちに、強力で醜悪な姿のスコタマハンカクサイとなったらしい。現代のネイガーの武器や技は一切通用しない。

品種改良された未来の稲の味が舌に馴染まなくなったため、おいしい稲の汁を求めて、現代にやってきた。

時空を超える際に溶けて短くなったタロンペソードを武器にする。

呼ぶ場合は、必ず「スコタマハン・カクサイ」と区切らないと怒る。



カマドキャシ


ハンカクサイ配下の怪人。別名「劇症型貧乏神」。

頭がかまどになっている。その下は、炎を示す赤と、炭を示す黒のコスチューム。

ふだんは陰気だが、頭のかまどをはずすと暴れ始め、手近なものを「倒して転がす」という意味不明な行動を続ける。この時のかけ声は「ドンと、イッパ~ッツ!」。

転がすものがない時は、はずれた自分の頭を転がし、その結果として目を回すことがある。暴れている時に、かまど以外のものをかぶせると、動きが止まることがある。

「キャシーッ」と鳴く。

竃の中の顔は、赤い布の者と、不細工な人間風の顔の者とがいる。不細工な顔のカマドキャシは「なんですかあ」と鳴きながら相撲のような動きで戦う。

2008年には行動班長に昇進。ジュリ扇を持ったパンクスタイルのオカマキャラとなっている。



ボッコレタマグラ


行動班長配下の怪人。

初期の頃はハンカクサイと一緒に出ることが多かったが、カマドキャシが行動班長に昇進してからは「カマ」つながりで、そちらと組むことが多い。

下っ端の戦闘員・ホジーネたちが作った。

頭と両腕に壊れた鎌を装着している。この鎌は柄と刃の間の金具が壊れているだけにはずれやすく、しかも実際にはずされると何もできなくなり、途方に暮れてしまう。しかし、相手に触れることで、相手が持っている道具(武器に限らない)が使いものにならなくなるという恐るべき能力を持つ。

他人の畑に勝手に入り込んで草刈りをする。まともなら役に立つのだが、壊れた鎌の刃はなまくらで切れないし、単に畑のウネを壊すばかりで迷惑をかけるだけ(だじゃく組合としては正しい)。

甲高い声で「タマグラ~」と鳴く。滅多に言葉を話さないが、話す時はホジーネよりも饒舌である。



ホジーネ


最下位の戦闘員たち。一般に「ほじなし戦闘員」と呼称される。組織図上はハンカクサイの配下だが、どんな行動班長とも一緒である。組合内の地位こそ最下位だが、誰よりもふてぶてしく、強く、技も多彩で逃げ足も速い。

全身が銀色ベースに黒のアクセントが入り、顔には「ホ」を図案化した黒い模様が描かれている。

本来は善良な秋田県民が、ハンカクサイなどに操られてしまっているという説もあるが、真偽のほどは不明。

ボッコレタマグラなどの怪人や毒電波発信機を作れるほど、手先は器用。

母の日にはプレゼントを用意したり、死んだ祖父にタイムスリップで会えると大喜びしたりと、意外に家族想い。

時々、ミニ・クワを持っていたり、首に手ぬぐいを巻いていたりする。

ショーではムエタイ用のパンツやハートマークのパンツを愛用していることが多く、それを人前で上げたり下げたりして顰蹙を買うのが好き。また、幹部を差し置いて目立とうとする行動もよく見受けられる。

太った者、やせた貧弱な者、スノボの得意な者や、科学者風の者など、いろいろなホジーネがいるが、マッチョの2匹組の出現確率が最も高い。

言葉はあまりしゃべれず、基本的にはショッカーの戦闘員よろしく「ホジー、ホジー」と甲高い声で鳴くだけだが、たまに一言だけしゃべることがある。



スコタマホジーネ


スコタマハンカクサイとともに100年後の未来からやって来た、強力な(?)ホジーネ。

マスクが硬質になっている他は、いつものホジーネとなにも変わらない。ビガビガGが「100年前のホジーネは大したこと無い」と言っていることから、相対的に若干強くはなっているらしい。



アンポンタン・ホジ木


ホジーネジムからやってきた、レスラーのホジーネ。アントニオ猪木を想わせるアゴとカツラ、ガウン姿が特徴。「ホジー」の他に「元気ですかー!」と言うことも可能。闘魂を注入されるとパワーアップする設定になっているが、通常のホジーネ同様、すぐにやられてしまう点は変わらない。



ガジェーネ(=メクセグ・ネイガー)


ホジーネと同じく、最下位の戦闘員たち。

うち1人が「メクセグ・ネイガー」となる。これは、いわゆるヒーローの偽物、つまり「偽ネイガー」である。なお「めくせ」とは「不細工な」「格好悪い」という意味であり、「めくせぐねが?」とは「ブサイクじゃないか?」という意味である。

メクセグ・ネイガーは、本物とは比較にならないほど安っぽく、かっこ悪い。ショーなどでネイガーの登場を待つ観客を失望させるのが主な役割。背中にマジックで書き殴られたイラストが自慢で、赤いマントを外すと裸の背中があらわになり、それを観客に見てもらいたがる。マスクを取られると、本来の姿であるガジェーネに戻ってしまう。赤いマスクに金文字で「ガ」と描いてある。



モジャーネ


ホジーネ、ガジェーネと同じく戦闘員だが、もっとも出現率が低い。

白いマスクに金文字で「モ」と描かれている。能力等はホジーネとあまり変わらないように見える。

ホジーネと並んで立つと、マスクの文字が「ホ」「モ」と読めてしまうため、教育上都合が悪い。ただし意図的に2人を並ばせた状態で、ハンカクサイが「ふっつくな」(くっ付くな)と突っ込みを入れている公式画像やキーホルダーも存在する。

更にガジェーネと並んで立つと、マスクの文字が「ガ」「モ」と読めてしまうため、秋田県内では教育上ものすごく都合が悪い。ただし公式サイトには、意図的に2人を並ばせた状態でホジーネが説教をしている画像が存在する。



ヤヅガーネ


ほじなし戦闘員の亜種。不細工な大きな顔を持ち、手に大きなグローブをはめている。



モッタリマゲダリ


ハンカクサイ配下の怪人。ラジオドラマやコミック版にも登場。

鳴き声は「もったりまげだりー」。



ゴンボホリー


ハンカクサイと同じく、戦闘担当の行動班長。自分の思い通りにならないと駄々をこねる。

カミキリムシを模した姿をしている。出身地を問われると必ず「東京のほう」と語り、実は秋田出身であることはひた隠すが、微妙な秋田弁のイントネーションを隠しきれず、出身地を指摘されると怒り出す。しかしホイドタガレに吸いつかれエネルギーを奪われた際には、混乱のあまり自ら過去を暴露してしまうことがある。

都会派を気取り、自称「組合のファッション・リーダーかつトップ・ブリーダー」。ファッション・リーダーを名乗るだけあり、その衣装は度々変化している(白黒、黒、パール、迷彩、青ジャージ、金、クリスマス限定色の赤緑が確認されている)。また、右手に「L」「O」「V」「E」、左手に「H」「A」「T」「E」とそれぞれ描かれた指輪をはめている。

性格は卑怯。他人を卑怯呼ばわりする一方で、自分は平気で戦闘員を盾にしたりする。口はきわめて達者だが格闘はからきしで、大抵ヒーローたちに瞬殺されて退場する。

都会にあこがれる若者を誘導し、秋田の人口流出を図ろうとする邪悪な怪人。

武器は「イブリ・ロッド」。いぶりがっこのロッドであり、「いぶりがっこ」とは「燻製(= いぶり)の漬物(= がっこ)」の意で、いろりの上で燻製にした大根を漬けた漬物のこと。

「デゴリオット・ミサイル」「デゴ・ナックル」という、デゴ(= 大根)の武器もあるが、正体は大根のぬいぐるみである。やわらかいのでまったく役に立たない。デゴリオット・ミサイルにはゴムひもが付いており、ネイガーに持たせてぶつけようとするが、大概先に手を離され、返り討ちに遭ってしまう。

袖の下にマツノザイセンチュウを隠し持っていて、マツクイムシ被害を発生させる。

羽は着脱可能でオフの際には取り外し、文字通りに羽を休めている。

彼に絶滅寸前の秋田美人に認定されると、バラを一輪もらえることがある。

歌謡曲を歌いながら登場することもしばしばある。

コアな女性ファンから、(ビニール製の白い馬「エレクトラ」に乗って登場することがあるためか)「ホリー王子」と呼称される。



タグランケ

ゴンボホリー配下の怪人。フラダンス風の曲に乗って登場する。

漁師の大敵、エチゼンクラゲをベースに、海上のゴミやら魚の死骸やらを集めて作られた、迷惑な怪人。かなり生臭い。頭部はエチゼンクラゲに腐りかけたイカを思わせる顔がつき、右手は触手、左手は魚の頭部、背中はフナムシをそれぞれ模している。身体全体が柔らかく、打撃攻撃があまり効かない。

触手から電撃を放つ。しかし電源が必要で、電源を断たれると攻撃どころか動きが止まってしまう。実は触手自体もよくちぎれる。

背中に、電池が2本入っている。背中の巨大フナムシを引きはがすと電池が落ちてしまう。

鳴き声は「ターグランケー」。



モゾバリー


行動班長配下のサメ型怪人。名前は「自分ばかり」もしくは「独り占め」の意。

鋭い歯による噛み付き攻撃を得意とし、サメ肌であるため防御力も高い。

鳴き声は「サメシャーク!」。



ヨグタガレ


ハンカクサイと同じく、戦闘担当の行動班長。名前は「強欲な人(欲たかり)」の意。



ホイドタガレ


ヨグタガレ配下の怪人。

ヤマビルをベースに、山中に不法投棄された廃棄物を集めて作られた。身体に三本の黒い線(ヤマビルの特徴)があり、「黒い三本線」の別名を持つ。

4~5つの関節がついた、管状の3本の太い触手を持つ。また、背面から伸びる尻尾がある。

触手で相手に吸い付き、エネルギーを吸い取る。この時、敵味方に関係なく手近な者を襲う。なりゆき上、ホジーネやゴンボホリーが犠牲になることが多い。

ふだんはぎくしゃくした動きをするが、エネルギーを吸えそうな獲物を見つけるとスムーズな動きとなり、獲物に忍び寄る。乾燥には弱いが生命力は旺盛で、水中なら3日ほど何も食べなくても平気。

元がヤマビルだけに、弱点は塩。濃度20%以上の食塩水でも効果がある。

片腕がかぎ爪になった者や、熊手状になった者、頭部に角がある者など、細かなバリエーションがいくつかある。



エラシグネ

行動班長。

ツツガムシの怪人で、両手に持つ武器「ツツガ・ニードル」を相手に突き刺し、ツツガムシ病、もしくは異性をメロメロにしてしまう。

だじゃく組合初の女性キャラで、高飛車なお姉様系。好きなものは若く格好いい男性とお金。他の行動班長たちを「おっさん」と呼んで小馬鹿にするが、青森旅行に行ってリンゴパイを土産に買ってくるなど、気配りの効く面も見せる。不景気風を吹かせて秋田の商店街をすべてシャッター街だらけにしてしまおうと企んでいる。

同じ女性として意識しているのか、ネイガー・マイを嫌っているようで、マイに対して「自分のことを可愛いと思っている」と因縁をつける。

部下の怪人が戦闘している最中に、自前の手鏡で髪型を直すこともしばしば。

ステージ登場時、名刺カードを一枚、客席に放る。カードにはツツガムシのイラストと、キスマークがあしらわれている。最近では会場から観客の男性を3名連れてきて自分の似顔絵を描かせ、一番美しい絵(もしくは面白い絵)を描いた人にカードを渡しているケースが多い。



エフリコギ

庶務会計担当。2008年には行動班長へと異動になった。

重厚な鎧に身を包んだ、コクゾウムシの怪人。ハンカクサイが稲の状態で汁を吸うのに対し、こちらは米を好み、秋田の米を一粒残らず喰い尽くさんと企んでいる。米で出来ているキリタンソードを食べてしまうほか、その鎧は並の攻撃を受け付けない。

重厚な声と古武士のような尊大な態度をした正統派の悪役であるが、空気を読まない台詞に他の行動班長が突っ込みを入れることもしばしば存在する。



ナンカクサイ


ハンカクサイとよく似ているが、別人。グリーンの背広に黒いワイシャツ、白ネクタイ。ステッキを武器としてネイガーと戦う。だじゃく組合の台湾支部・青年部に所属の班長怪人。

2006年、緑色のカメムシ顔で秋田空港の「空の日」イベントに初登場。その後紫色のカメムシ顔となった。

その名の通り「何か臭い」らしい。



しまだしまお


だじゃく組合岩手支部の課長。本部や他支部で言う行動班長に相当する。

シマウマの怪人だが、なぜかノリはラテン系。馬なだけあって突進攻撃を得意とするが、頭を捕まれると身動きが取れなくなってしまう。

「しまだサバンナ」という、瓜二つの弟がいる。



チュッパ


だじゃく組合岩手支部に所属する、メキシコからやってきた怪人。キャンディとUMAが合わさった姿をしていて、血を吸うかキャンディをなめるかしていないと弱ってしまう。



マイネダオン


大昔、宇宙から大量にやってきて、北東北3県に栄えていた超古代文明を滅ぼしたと言われる(だじゃく組合の倉庫にあった古文書による)ロボット怪人。いわゆるオーパーツ。遮光器土偶によく似ているが、関連は不明(亀ヶ岡遺跡から発掘した土偶を改造したという設定もあり)。手に持った光る棒から放射するホジナシ光線によって、人間を簡単にホジナシにしてしまう。そのために古代文明は跡形もなく崩壊し、今も北東北は繁栄から取り残されているらしい。人間が絶望する際に発するマイナスの精神エネルギーで動く。

調子のいいときはネイガーの武器も通じないほど強いが、人間がやる気に燃えているときの精神エネルギー「ヤルドの力」には弱く、人が声を合わせて「ヤルド」と叫ぶとたちまち故障する。首にある発光パーツを取られてしまうと動かなくなり、ただの土偶に戻ってしまう。

金色の遮光器土偶型コントローラーによって操ることができるらしいが、だじゃく組合の怪人ではうまく操作できないようだ。今も北東北のあちこちに、空襲後の不発弾のようにたくさん埋まっているらしい。



ホジ子


非常勤の広報部員。

ラジオ番組「ハン・カクサイの電波ダジャック!」でアシスタント・パーソナリティを務めた。

元・秋田放送のアナウンサー「原志保」だったが、だじゃく組合に拉致同然の形で取り込まれた。

本名の「志保」をひっくり返して「ホジ子」という名前にされてしまった。

当初は、ハンカクサイを「ハン様」と呼ぶのも抵抗があったらしいが、今やすっかり洗脳され「すばらしいハン様」と呼ぶほどの立派なホジナシになっている。インドに行って以来、毎日カレーばかり食べるほどのカレー好きらしい。



ホジ松

非常勤の広報部員。

ラジオ番組「NTTフレッツ光プレゼンツ ハン・カクサイの電波ダジャック!生放送2時間スペシャル」でアシスタント・パーソナリティを務めた。さらにその後の「ネットの裏ダジャック」にも登場。

秋田放送のアナウンサー「松井梨絵子」だったが、だじゃく組合になんとなく取り込まれた。松井の松の字を取って「ホジ松」という名前にされてしまった。



KKタマグラ

ABS秋田放送ラジオの昼の番組「ごくじょうラジオ」にて、ハンカクサイがラジオ中継車「ラジパル」に乗る際の、ディレクター兼運転手。たまにハンカクサイに合いの手を入れたりツッコミを入れるなど、息の合ったところが伺える。目撃情報によると、怪人の姿はしておらず、上下黒で決めたサングラスのイケメンらしい。



ヒムイドリ

日テレ系2007年10月6日放送「サタデーバリューフィーバー『ロコもん!』」に登場した、比内鶏に似た怪人。番組では、お笑いコンビ「バナナマン」の日村勇紀がネイガー人気にあやかろうと、北秋田市鷹巣のショーに怪人ヒムイドリとなって出演した模様を紹介した。

ヒムイドリは、昔いじめられたので傷ついているなどと嘘をついてネイガーを油断させ、手羽先サンドなどの攻撃をするが、比内鶏クラッシュであえなく撃退された。



テレビ番組

ABS秋田放送テレビで2007年10月6日から2008年3月29日まで、毎週土曜日の9時25分から9時30分の間にローソン協賛の元に放送された「ローソンプレゼンツ 超神ネイガーVSホジナシ怪人~海を、山を、秋田を守れ!~」と2008年10月4日から2009年3月28日まで、同時間に放送された「ローソンプレゼンツ 超神ネイガー~あきた観光地大決戦!~」がある。

どちらもDVD化している。

他にも多数の関連番組や関連商品があり、全国放送で取り上げられることも少なくない。

また、作中のテーマソング「豪石!超神ネイガー ~見だがおめだぢ~」を歌うのはかの水木一郎アニキだったりする。

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ローカルヒーロー


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