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ジグラットの編集履歴

2015-07-05 18:57:07 バージョン

ジグラット

じぐらっと

古代メソポタミアにおいて日乾煉瓦を用いて階段状に組み上げて建てられた建造物。
  1. 聖塔
  2. 電脳戦機バーチャロンシリーズに登場するボス機体。

メソポタミアのジッグラト(聖塔)


概要

メソポタミア地方周辺の都市に建てられた階段像の構造を持つ建造物で、その名前はアッカド語で「頂上」「高きこと」を意味しており、日本語では一般的に聖塔と訳される。


発掘された当時の資料には、ジッグラトの外観やその機能に関する記述が一切ないため、現代では周囲よりも高い基壇を持つ、神を祀るための建造物と定義されており、該当する遺跡は31とも16とも。

ウル第3王朝(BC2112〜BC2004)以前にはジッグラトという名称が用いられた例はないが、ウルクにあるアヌの聖域のように周囲よりも高い基壇を持つ宗教建造物は古くから多く存在した。


ジッグラトそれぞれに固有の名称があり、中でもウル第三王朝創始者ウルナンム王により、月神ナンナのために作られたエ・テメン・ニグルや、バビロニア王国の首都バビロンにあったマルドゥク神のジッグラト、エ・テメン・アン・キが有名で、特にエ・テメン・アン・キは旧約聖書にでてくるバベルの塔のモデルになった。

ウルナンム王は他にもニップルやウルク、エリドゥにあった神域を作り変え、現在ジッグラトというと想像される、階段状の姿を確立した。

アッシリアやエラム王国においても、メソポタミアのそれを模倣したジッグラトが建造されており、特にチョガー・ザンビール遺跡(エラム王国の都市アール・ウンタシュ)にあるジッグラトは、現存する中で最大の底面積を誇る。


アニメの設定からの引用か、カ・ディンギルがジッグラトを指す言葉で「高きこと」を意味するという説明がなされることがあるがこれは誤り。

これはシュメル語で「神の門」の意味する言葉であり、同じ意味を持つアッカド語、バーブ・イリとともに、都市バビロンの古代名であるとされている。


重機動要塞ジグラット

4基のV.コンバータを搭載した重機動要塞とよばれる巨大兵器であり、2つの形態を持つ。別名『処刑戦機』。


関連タグ

ブラットス ミルトン ストラトスメソポタミア神話カ・ディンギル

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