メソポタミア
メソポタミアの都市、バビロン市のシュメール語での古代名で、「神の門」を意味する。
ただし、これが元の都市の名であったのかどうかは不明。
アッカド語での表記の「バーブ・イリ」がヘブライ語の「バラル(混乱の意)」と混同され、バベルの塔の語源となった。
バビロン市のエ・サギラ神殿にあったマルドゥクのジッグラト、エ・テメン・アン・キがバベルの塔のモデルになったとされる。
天使の詩II
最序盤に登場するダンジョン「封獄の塔」の別名。
『天使の詩』シリーズの設定として、「世界は、1つの天上界、たくさんの地上界、1つの地底界から構成されている」という前提があり、天上界の天使達が地上界に介入する際には、各地上界に設置してある「カ・ディンギル」を介して地上に降臨する。また、異なる次元の地上界同士でも、カ・ディンギルを介した「次元間跳躍」を行うことで行き来することができる。
『天使の詩II』は金子彰史氏が脚本を担当しているため、その後に氏が手掛ける作品でも同じような設定で登場している。
ワイルドアームズシリーズ
シリーズに度々登場するダンジョンの一つ。古代遺跡にして天をも突く巨大な塔。
初代WA及びそのリメイク作である『アルターコード:F』に於いては、衛星軌道上の「マルドゥーク」へ向かう事が出来る亜空間エレベーターがあり、物語終盤に於いて重要な役割を担う。
一方、『WA3』に於いては序盤の山場にしてジェイナス・カスケードと最初の決着を付ける場所として登場。
どちらも、物語に於いて重要な役割を担う場所でもある。
シンフォギア
『WA』とスタッフが共通し、多くのセルフパロディが盛り込まれている『戦姫絶唱シンフォギア』の1期にも登場する。
フィーネが特異災害対策機動部二課のエレベーターシャフトに偽装して建造せし荷電粒子砲。
膨大なエネルギーを放出する完全聖遺物デュランダルを炉心とし、人々の言の葉を分かつバラルの呪詛の元凶たる月を破壊する為に用いられた。
なお、劇中ではとあるキャラがカ・ディンギルという言葉を検索し「ゲームの攻略サイトしか出てこない」と見事なメタ発言をかましている。
『シンフォギア』シリーズが展開されるまでは、日本でその名を使用していたのはほぼ『ワイルドアームズ』シリーズのみだったと言いたかったのだろうか。