曖昧さ回避
2.ゲームソフトの『Dokuro』
骨身を削って姫に尽くす、骨太ギミックアクション
概要
ゲームアーツ開発、ガンホー・オンライン・エンターテイメント発売のアクションゲーム。メーカー発表ジャンルはギミックアクション。
発売日は2012年7月5日。ハードウェアはPS Vita。2013年12月5日からスマートフォン版が配信された。
ストーリー
ある日、平和に暮らしていたお姫様の元に魔王が現れ、己の花嫁にするために国を襲って彼女を攫う。お姫様は婚礼の準備が終わるまでお城の塔に幽閉されることになり、その間は魔界の下っ端であるドクロが見張り役を任された。
ドクロは真面目に仕事をこなしていたが、涙を流し続けるお姫様を見ている内に、彼女を元の場所に帰してあげたいと思うようになる。葛藤の末、ドクロは魔王を裏切り、城からお姫様を逃がすことを決心した。
登場人物
メインキャラクター
Dokuro(ドクロ)
魔界の下っ端ドクロの一人で主人公(右)。姫を助けるために魔王を裏切る決心をした。
Hero(イケメン)
ドクロが魔法の薬を飲んで変身した姿(左)。王子様のような姿をしており、お姫様が見惚れるほどのイケメン。
Princess(姫)
魔王に攫われたどこかの国のお姫様。世間知らずで、自力で段差も降りられないほどか弱い。
ドクロが変身したイケメンが現れるのを楽しみにしている。
敵キャラクター
Dark Lord(魔王) | 魔族の王。姫を花嫁にするため軍を率いて王国を襲う。巨大な牛の姿をしており、性格は冷酷で残忍。 |
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Dark Bishop(司祭) | 魔法が得意な魔王の腰巾着的存在。ドクロのことを小馬鹿にしており、その扱いは雑。魔法の薬を作った張本人。 |
Lady Dark(レディーダーク) | 魔族のうら若き乙女。魔王が気になっていて、姫の存在を邪魔に思っている。怒りの凄まじさは魔王を超えると言われている。 |
Chef(シェフ) | 魔界厨房のメインシェフ。蜘蛛のような外見で、手にはいつもナイフとフォークを握っている。発明料理のためなら研究も怠らない。 |
Guardian(ガーディアン) | 魔王が生み出した怪物。象の一つ足で跳びはね、両手のグローブで殴りかかる。今まで倒した相手の血の色で体が赤い。 |
Servant(サーバント) | 魔王のコレクションルームご自慢の標本。羽が生えた恐竜の化石姿をしている。口から吐き出す極太ビームは一、二を争う凶悪さ。 |
Gate Keeper(ゲートキーパー) | 魔王城の門番。カラスの三つ首と片翼、赤い腕を持つ。風を起こしてレーザー攻撃を繰り出す厄介な相手。 |
Dust Eater(ダストイーター) | 魔王城の最下部に住む魚。魚といっても見た目は機械仕掛け。いつも空腹で、ゴミを始めとしたあらゆる物を食べようとする。 |
関連動画
関連タグ
外部リンク
3.『Dokuro』の主人公
概要
アクションゲーム『Dokuro』の主人公(左下)。魔王に使える下っ端骸骨兵士の一人。
魔王が攫ってきたお姫様を監視する役目を任されたが、泣き続けるお姫様の姿に心が痛み、魔王を裏切って彼女を逃がすことを決めた(ただしお姫様はDokuroの姿を直接見ることはできず、Dokuroが自分を誘導していることに気づいてない)。司祭が作った魔法の薬で人間姿のイケメン(左)に変身することができる。
普段は魔王や司祭、レディーダーク相手には及び腰になる気弱な性格。下級の立場もあって馬鹿にされたり軽んじられた扱いを受けることが多い。けれど一度決心したら己を犠牲にしてでも立ち向かう勇敢さを持つ。
お姫様を誘導する内に彼女に恋心を抱いていくが、お姫様が自分の存在を認識せず、イケメン姿の自分だけを求めていることに若干寂しさを覚えている。それでも自分の気持ちより彼女の身の安全を優先する健気さも秘めており、イケメンの時に渡されたお守りの鈴を大切に身につけている。