こんなの飛行機じゃないわ!羽の付いたカヌーよ!!
だったら漕げばいいだろ!!
概要
胴体が船舶としての機能を持ち、水上を滑走して離着陸(水)を行う飛行機。
しばしば主翼下に離着水時の水平を図るためのフロートが取り付けられる。
また胴体自体は通常の航空機と同じで、フロートのみに頼って水上に浮かび離着水を行うものを水上機(フロート)と呼ぶ。
ある程度の広さのある凪いだ水面であれば、何処でも着水でき、また、水面を無限の長さを持った滑走路として用いることで大重量でも発進できることなどが利点である。
単純な移動・輸送手段としては比較的優秀だが、飛行機としてと船としての両方の維持管理が必要なのが難点である。
ちなみに、日本は大戦期の二式大艇・戦後のUS-1など優秀な性能の飛行艇を生み出したことで知られている。