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ギリバネス

ぎりばねす

ギリバネスとは、『ウルトラマンコスモス』に登場する宇宙人・ギリと彼らと共生関係である吸血生物・バネスが合体した姿の名称である。
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データ編集

合体時編集

共生宇宙生命体 ギリバネス

別名共生宇宙生命体
身長48m
体重4万6千t
出身地宇宙

ギリ編集

人型宇宙人 ギリ

別名人型宇宙人
身長48m
体重3万1千t
出身地宇宙

バネス編集

吸血生物 バネス

別名吸血生物
身長32m
体重1万5千t
出身地宇宙
人間態石橋奈美

概要編集

第47話「空の魔女」に登場。

地球侵略を目的にやって2千を超える宇宙船団の先兵としてやって来た宇宙人。

人型のギリという名の人型宇宙人と吸血生物のバネスからなる共生生物で、ギリはバネスに自らの血を吸わせる代わりに飛行能力を得ている。


ギリとバネスは堅い絆で結ばれており、また状況に応じて自在に分離することもでき、絶妙なコンビネーション攻撃を繰り出して敵を攻撃する戦法を得意としている。


ギリは格闘術を得意としており、両腕の鍵爪「カットフック」は鉄塔をも容易く切り倒してしまう程の切れ味を誇っている。

また、腕から「ライブレッド光線」という名の破壊光線を放ち、テレポートも使用できる。

この能力とバネスがもたらす飛行能力を駆使して敵を追い詰めて行く戦法を得意とする。


羽根型吸血生物のバネス自身も高い知性を持つ生命体で、目から戦闘機を一撃で迎撃できる程の威力を持った破壊光線「グラビジョンビーム」を放つ事ができるほか、地球人などの高等生物への擬態能力(会話能力を持ち、吸血手段は古典的な首筋への噛みつき。ただし、唾液までは誤魔化せない)も併せ持っている。


ウルトラマンコスモスとは計2回戦闘を行い、1度目は途中でバネスと分離してコスモスを攻撃するが全てかわされてしまったため、バネスを残していったん退却。


残されたバネスはフブキ隊員のかつての死んだ同僚であるミサキ・アイに擬態して彼に接触しSRCのシステムデータを盗んでくるように仕組む。その間に警備員などの血を吸い、力を蓄えていたがシステムデータの奪取自体は目を覚ましたフブキに拒絶され失敗。フブキの前で擬態したバネスの討伐を躊躇するコスモスを余所に本来の姿に戻りコスモス・コロナモードに苦戦するギリと合体してコスモスを2人(?)の絶妙なコンビネーション攻撃で苦戦させた後、宇宙へ逃走を図る。

しかしその最中バネスがフブキが搭乗するテックスピナー2号の「ソアッグビーム」で狙い撃ちされ爆死、墜落したギリも戦意を喪失しバネスの後を追って自爆した。コスモスは何かを悟ったのか、追い討ちはせず、その様子をただ見守っていた。


原始的な星の住人だと侮っていた地球人にまさかの敗北を喫した事を彼女らの死と共に知った同胞達は、ただ一人を除き想像以上の戦闘能力の高さを恐れ、地球侵略を諦め母星へと去って行った。


ウルトラマン超闘士激伝新章編集

第1話にて観客としてギリの方が登場。


余談編集

バネスが爆死した後のギリは、脚本ではコスモスに倒されるという展開だったが、監督の原田昌樹が「共生相手を失い帰る場所もなくなった相手に、コスモスが追い打ちをかけるようなことをすべきではない」との考えから、自爆するという展開に変更された。


名前はチームEYESのドイガキが命名した。準備稿における命名の由来は、ギリが「地上の悪魔」で、バネスが「空の悪魔」となっていた。


サブタイトルの「空の魔女」とは「空に魅入られたものは地上に戻ってこれなくなる」という作中世界における都市伝説であり、フブキの前に現れたミサキ・アイの幻影=バネスあるいはミサキへの未練を指す。


この回のロケ地は『大決戦!超ウルトラ8兄弟』でも舞台になった横浜である。


関連項目編集

ウルトラマンコスモス コスモス怪獣 ウルトラ怪獣

宇宙人 合体怪獣

ギラッガス

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