『私は海凪花嵐!私っていう一人の人間なの!』
概要
CV:小澤亜李
第3話から登場したジュニアアイドルの少女。娘がM.J.B.K(モジバケ)を撃退し世界を救うことで知名度が上がりアイドルとして世間に売り込むきっかけに出来ると考えた母親の意向と、花嵐の持つ創声力をM.J.B.Kとの戦いで活用したい司令官粗朶桜子の意向が一致したことでDEAVA(ディーバ)加入が決まった。
人前、とりわけ大人たちのいる前ではアイドルにふさわしいあざと……もとい大人びた立ち居振る舞いを行うが、実際はアニメ(『創勢のアクエリオンEVOL』のワンシーン)を観て、
「おー……すげぇ……」
と年相応の反応をする無邪気な少女である。
実は、アイドルになるという夢はかつて母親が抱いた夢であり、それを自分の夢と思い込まされていた。
自身の本当の夢を、自分の言葉で語ろうとしない姿勢を灰吹陽から辛らつな物言いで批判された際は感情的に反発したものの、後に彼とともにM.J.B.Kと戦う中で自分は母親の代わりではない、自分の本当の夢である声優を目指すことを母親に宣言する。以降はアイドルとしてだけではなく創声部の一員としても積極的に活動するようになり、メンバーとも真の意味で打ち解け始めている。
前述の宣言以降は屈託なく創声部の面々と接しているが、特に土聞努虫に対しては屈託どころか容赦がなく、彼が失言するたびにピコピコハンマーでツッコミを入れるようになっている。
またその努虫と仲の良い空篠翼人に対してはクールな男程度の認識しかなかったようだが、チャイドルの生存戦略について熱弁する彼を見て好印象を持ったかのような描写がある。
乗機
ベクター陸号機:桃色の双胴型戦闘機。
アクエリオン凛:ベクター陸号機が上半身、壹号機が下半身を構成する優雅なフォルムの合体形態。第3話で花嵐が己の真の夢と向き合ったことで各部装甲が展開し、麗しい踊り子のような姿に変形した。