概要
少女漫画雑誌「ちゃお」にて阿南まゆきによりアニメと並行する形で連載された
『ふしぎ星の☆ふたご姫』のコミカライズ作品。
単行本全2巻が発売中。
設定やあらすじは基本的にアニメと同じであるが、相違点もいくつかある。
原作との相違点
・主な登場人物はファイン、レイン、プーモ、エクリプス、ブライトに絞られていて、
それ以外の王族はゲストキャラクターとしての登場、もしくは一切登場しない。
・アニメ版では、ファインはエクリプス(シェイド)と接した時に起こる
心身の変化(心臓の高鳴りや胸の痛み)を、恋心とそれから来る嫉妬心であることを
理解していなかったが、コミック版ではエクリプスが好きであるとはっきり自覚している。
・レインには、アニメ版には無い
「キレると訳が分からなくなって、秘めた身体能力を使って無茶なことをする」
という設定が付いている。
・サニールーチェをサニーチャージする描写が無い。
・コミック版では、エクリプスは「シェイド」という本名を明かさない。
そして好意を持っているレインに対してはかなり積極的。
・ミルロはアニメ版では大人しい性格だが、コミック版はほとんど正反対になっている。
すなわち、非常に高飛車で意地の悪い「主人公のライバル」的存在として描かれている。
これが一番大きな相違点と言える。
・コミック版では、ミルロも「しずくの杖」で魔法が使える。
・コミック版では、アニメ版では語られていなかったプリンセスパーティの発案が
ミルロによるものと語られている。
・アニメ版では、ベストスポーツプリンセスを決めるプリンセスパーティにおいて、
運動が苦手であることが明らかになるのはミルロだったが、
コミック版では運動が苦手なのはミルロではなくリオーネである。
・リオーネには、アニメ版には無い
「1つの物事に集中すると、周囲の状況が見えなくなり、周囲の声も聞こえなくなる」
という設定が付いている。
・作者の画風によるものであるが、基本的にキャラクターの等身・外見年齢が高め。
また、ふたご姫のファインよりレインのほうがメインキャラクターに見られる。
作中ではエクリプスとレインのカップリングを中心に進められ、
最終話ではエクリプスがレインにキスをしようとする。