CV:茅野愛衣
概要
3代目魔王。
年齢は第一章時点では10歳。通称ルキ。愛称ルキたん。
ルキメデスと言う名は親から継いだものであり、名前かつ肩書きのようなもの。話中には初代から彼女(3代目)までのルキメデスが存在する。
なお、ルキメデスの名を継いだのはごく最近であるらしい。
ピンクのロングヘアーに黒い瞳(紫目はアニメ版のカラーリングだったが、メインクエストの表紙では紫目で描かれている)、尖った耳を持つの魔族の幼女。
頭部には黒い羽のようなものが生えており、アニメ版では頻繁にピコピコ動く。また、頭の(本人から見て)右側には、白いドクロモチーフの髪飾りが付いている。
また、右手首あたりには、魔王の印が刻まれている(念じると出るらしい)。
しっかり者だが歳相応に幼いところや、無邪気さ、そして容赦無さもある。毒舌ツッコミだってある。
普段は、天然な性格も相まってボケ担当。ノリでキャラが変わることもあるため、時々「誰だお前は」状態になる。
高所恐怖症。
登場時は、薄汚れたマントを羽織っているだけの侘しい身なりだったが、後に白い袖長パーカーの衣装に変わる。萌え袖常備。
なお、外見は母親似である。
自在に黒い穴(ゲート)を開いて何処へでも移動できる空間移動の能力を持つ。
しかし、人間界では能力が制限され50m程度しか移動できず、また、人間が専用のスーツを着ないで通るとアバラ骨に亀裂が入る。アルバのアバラ負傷は大体コレの所為。
魔界では移動距離の制限が無くなるが、距離に比例してダメージが増えるので、50mではアバラにヒビが入る程度だったのが、ある程度の距離になるとピンポン玉くらいの肉片になったりする。
話中の事件の発端である「世界に穴を開けた」張本人。
魔界にて、彼女がポップコーンを作るのにウッカリ召喚用の鍋を使ってしまった所為で、人間界に魔物が溢れ出す事になったという。
しかし、彼女自身に悪意は無く、また、そのことに責任を感じているという良心の持ち主であり、穴を塞ぐ手立て探しと強力な魔族を魔界へ返すために人間界を一人旅していたところをアルバたちと出会う。
(そしてアルバに服を剥がれる)
が…………?
ネタバレ
※軽くネタバレを含むため、閲覧注意。
魔族と言えども幼い少女が一人で故郷を離れた人間界を一人ぼっちで旅する理由は、確かに上記のポップコーンであるが、僅か10歳にして魔王の名前を継いだ経緯などは当初は謎であった。
それは、第2章において明らかとなる。
第2章
彼女の両親こと2代目魔王ルキメデスとその妻は、物語開始時点においては、実は行方不明という事態に陥っていた。
第2章にてその真相は明らかになり、また、多くの経緯を経て、魔王一家は無事に再会を果たす。
彼女もまた、家族と離れ離れになった身であったことが、判明するのである。
第3章以降
全ての事件が解決したその後も、ロスのアルバへの家庭教師のための送り迎えや、勇者学校への特別教師など、時折人間界に訪れているようだ。
なお、第2章終盤に両親と一緒に魔界へ帰った後、妹が生まれている。
なお、本名はリュミールであることがメインクエスト2巻で発覚した。
関連イラスト