カムイに仕える従者の少女。
北の城塞で厩舎係をしている。
この先ネタバレがあります。苦手な方はブラウザバックをお願いします。
その正体は竜。
経緯は不明だが、傷を負い、北の城塞の厩舎に隠れていたところを幼いカムイに介抱された。
傷が癒えた後は、人の姿を取り、厩舎係としてカムイに仕えていた。
無間渓谷において、魔剣ガングレリに導かれるようにして、奈落の底に落ちていくカムイを救うべく現れ、人の姿に戻れないことを覚悟の上で真の姿を明かし、主を救う。
その後は、星界への門を開き、避難場所でもあるマイキャッスルへと導いた。
本人曰く、父も母も、仲間と呼べる存在もみんないなくなってしまいましたとのこと。
彼女の最期はルートによって異なる。
白夜王国編では、ガンズの奇襲からカムイを庇う形で致命傷を負い、エリーゼ、サクラの治療を受けるも、そのまま死亡。
暗夜王国編では、白夜王国と風の部族の地を結ぶ、黄泉の階段において、マクベスが召喚したノスフェラトゥの軍勢の奇襲からカムイを庇う形で致命傷を負い、その傷が元で死亡する。
どちらのルートも、今わの際には、人の姿に戻ることができた。
死後も、彼女はカムイ支えており、死後の世界に来たさい、元の世界に送り返すべく、主を奮起させた。
この先、DLC「見えざる史実」におけるネタバレが存在します。 ネタバレを嫌う方はブラウザバックをお願いします。
彼女の父は透魔竜ハイドラの本体。
つまり、カムイとは異母兄妹の関係に当たる。
父の命によりシェンメイを筆頭とした透魔兵を率い、透魔王国にやってきたハイドラの心、そして彼に導かれたウード、アズール、セレナを襲撃する。
ハイドラの心を偽物と呼び、彼へ深手を負わせるも、「愛する娘」と呼ばれ、とどめをさせなかった。
彼女は、ハイドラの娘とは名ばかりで、彼にとっては捨て駒の1つでしかでなく、虐げられ、奴隷のように扱われてきた。
認められようと頑張っても、労いどころか、言葉1つとさえかけてもらえなかった彼女にとって、上述の言葉は、初めてかけてもらえた実父の言葉であり、愛情でもあった。
ハイドラの心の抹殺を諦め、戦意を喪失したところで、彼女にかけられていた透魔の呪いが発動。
消滅しかけるも、ハイドラの心が残り少ない命と力を用い、呪いを打ち消され、自由の身となる。
父の最期を看取ると、父の命を奪ってしまったことの償いとして、兄(姉)であるカムイを守ることを決意。そのさい、永遠に妹と気づかれなくてもと、自らに言い聞かせている。
事実、彼女は最後までカムイのきょうだいであることを明かさなかった。
その後は、ハイドラと決別し、カムイの力となるべく、星竜たちが住まう星界へと向かった。
ちなみに、切り離された心とは言え、ハイドラを圧倒した彼女だが、父同様、透魔王国を離れると力の大半を失うことになる。