正式な路線名称に西武が含まれる路線。各駅の路線図などでも「西武」が省略されることはなく、「西武秩父線」と表記されている。
実質池袋線の延長区間として扱われており、特急レッドアローの案内などでは秩父線も含めて池袋線として案内されている。
武甲山より産出される石灰石を原料とするセメント輸送や沿線の観光開発を目的に建設された山岳路線で正丸-芦ヶ久保間にある正丸トンネルは私鉄のトンネルの中で3番目の長さを誇る。
西武ホールディングス筆頭株主のサーベラスは本路線を含む赤字路線を廃止するように西武側に迫ったが、埼玉県知事や沿線自治体の首長から存続を要請され、西武側も廃止を突っぱねた。