レッドアロー
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れっどあろー
本記事では、西武鉄道の特急形車両について解説。
西武鉄道の特急形車両の愛称。西武の有料特急は1969年デビューの5000系「レッドアロー」に始まり、1993年から1996年にかけて10000系「ニューレッドアロー」に代替された後も約半世紀にわたって「レッドアロー」の車両愛称が用いられてきた。
2019年から2020年にかけて新造された001系には「レッドアロー」の車両愛称は引き継がれず「Laview」の車両愛称を設定。この結果、現在は10000系のうちの西武新宿線系統・小江戸号用編成が残るのみとなった。小江戸号用編成の代替車両の開発は現時点で発表されていないが、場合によっては代替車両が決まり10000系が運行終了となった時点で「レッドアロー」の車両愛称も消滅する可能性がある。ただし、レッドアローの名は西武鉄道の登録商標となっているため、他社が使用することは原則できない。
西武5000系「レッドアロー」
1969年に初代レッドアロー(5000系)がデビューする。当初はちちぶ号のみだったが、その4年後の1973年にむさし号の運用も始まる。1970年に鉄道友の会からブルーリボン賞を受賞。当初は4両編成で運転されていたが、1978年までに6両編成6本36両にそろえられた。過去には"おくちちぶ"(新宿線~秩父方面への直通便、その後1993年から短期間、ちちぶ号から入間市駅を通過する上位種的存在として名乗った。)、"こぶし"(名の由来は甲武信ヶ岳から。登山客向けで夜間に運行され、車内で仮眠できた)運用も存在した。1996年に引退となったが、一部(2編成6両)は富山地方鉄道に譲渡され、16010形として運行されている。
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