初代600形
旧名古屋鉄道が導入した1500形が名岐鉄道に引き継がれた際の形式デボ600形。2軸ボギー、木造車体の車両で車体外板に鋼板を貼り付ける簡易鋼体化改造を行った後1966年までに廃車された。
2代目600形
メインイラストの車両。600V線区の美濃町線から田神線を経由して1500V線区である各務原線へ乗り入れ、新岐阜駅まで直通運転を行うために登場した。制御方式としての分類ではHL車に属する。
美濃町線の狭小な車両限界に対応させるため、前後の車端部を大きく絞り込んだ特異な外観を特徴としており馬面電車というあだ名があった。
6両が在籍していたが2000年に5両が廃車され1両は600V線区全廃と運命を共にした。