概要
名古屋鉄道の岐阜地区600V線区・通称「岐阜線」(岐阜市内線・揖斐線・谷汲線・美濃町線そして田神線の総称)のひとつで、美濃町線競輪場前停留場から分岐し、各務原線田神駅までを結んだ路線。
途中の停留場に市ノ坪停留場がある。
新岐阜駅(現・名鉄岐阜駅)を発着する美濃町線の電車の連絡線、市ノ坪停留場に隣接する岐阜検車区へ入出場する岐阜線の車両回送線としての役目を持っていた。
2005年に岐阜市内線、美濃町線、揖斐線と共に廃線となった。岐阜工場自体は、岐阜線全廃により用途を喪失した車両群のうち福井鉄道・豊橋鉄道・とさでん交通へ譲渡される車両を、現地向けに改造するための工場として残存し、一連の改造工事が完結した時点で、役目を終えて閉鎖されている。