概要
レンダーシア大陸編のキーパーソンとなる大魔王で、魔幻宮殿に住まう。
光の河の奥底から現れ、創生の渦を発見し、その力で偽りのレンダーシアを作り上げ、また部下の魔元帥ゼルドラドをグランゼドーラに派遣しトーマを殺害した他、冥王ネルゲルにエテーネを滅ぼす力を与えた代わりにレンダーシアを霧で封印させている。
神の緋石の破壊に勇者の力が必要であったため、前述のグランゼドーラ襲撃の他に偽りのアンルシアを生み出したりもしていた。
6本の腕を持つ人型に近いいでたちをしている。
ストーリー中では偽アンルシア(魔勇者アンルシア)を倒して世界の偽りを暴いたときにようやく存在が判明。真のレンダーシアではその名が知られておりたびたび名前が聞かれ、彼の居城である魔幻宮殿のガイドから前述の話が明らかになるが、姿は最終決戦まで登場しない。
いちど敗北すると、大いなる闇の根源から闇の力を取り込んで、竜の上半身、鳥の翼と下半身、蛇の尾を組み合わせたような異形の巨大魔獣「創造神マデサゴーラ」へと変貌する。変身後は創世の力により空間を転移し、それぞれの世界の特殊ルールで戦う。
偽りのレンダーシアで真の世界を浸食しようとしていたものの、悪党としての側面は部下に指示を与えていたことなどからうかがえる程度で、本質は自分の美学に沿って行動し、それ以外にはあまり興味を示さない芸術家的な性格である。