金髪凛
りんえくすとら
わたし見てのとおり肉食なの。農場暮らしは性に合わない
プロフィール
概要
Fate/EXTRAシリーズにおける遠坂凛。「stay night」の凛とは別人で機械に強く、胸も大きい。
月の聖杯戦争に参加した凄腕の霊子ハッカーであり、西欧財閥に敵対しているレジスタンスの一人。その名は世界中に知れ渡っており、優勝候補と噂されていたほど。
どこかぼんやりとしている主人公にきつい言葉を浴びせつつ、世話を焼いてくれるお人好し。
聖杯戦争への参加動機は、「聖杯を西欧財閥にわたさないため」。
三回戦にてラニ=Ⅷと対戦し、その時に主人公が選んだ行動により、彼女の運命は大きく分岐していく。
月の裏側ではBBに操られ、第一階層の衛士(センチネル)として登場。月の女王を名乗り、禁断のルール「遠坂マネーイズパワーシステム」で主人公を闇金融に手を出しかねないほどに追い込む。
正気を取り戻した後は味方に復帰し、生徒会副会長に就任。以後オペレートと的確な状況判断で主人公を支え続けた。
人物
冬木の凛ととてもよく似た性格で、自分にも他人にも厳しく冷徹であろうとするが、基本的には姉御肌でつい他人の世話を焼いてしまう人の好さも持っている。容姿も凛とほぼ同一。ただし、セラフで活動する凛の姿(アバター)は電脳世界用に用意された架空のもの。
現実の彼女の姿は金髪碧眼であり、私服もガムを片手にアメリカンチックの服装を着込んでいる。
彼女は冬木の凛とは違い機械に強く、コンピューターを自在に操るA級のハッカー。アーチャーからは、「まさにミッシングリンクだよ。歴史も、変われば変わるものだ」などと言われる。
また、胸も冬木の凛よりも大きい(SN凛:B77、EXTRA凛:B82)。
実はあまり料理が得意ではないという、こちらは原作の凛とは違った弱点を持っており、主人公にお弁当を作ってくるシーンでは、手にたくさんの絆創膏を貼っていた。なお、好きな料理は原作の凛と同じく中華料理。
後に若くしてレジスタンスに身を投じ、周囲を歴戦の勇者に囲まれてお姫様あつかいされていたため、恋愛経験はない。
『CCC』でのSGを見る限り、「基本的に自分がリードを持ちたいが、たまには引っ張って欲しい」という恋愛願望を持っている様子。そういう意味では、基本的に自分がサポートなりなんなりで世話を焼くものの、たまにかっこいいところを見せられてドキリとさせられる主人公は理想の相手なのかもしれない。
……まあ、そもそも主人公が恋人ならという前提での願望である可能性もあるが。
きちんとした学校にも通ったことがなく、「ハーウェイの打倒が終わったら、日本に住んでみたい」などともこぼしている。
略歴
元は国連組織の一員。アジア地域の医療活動に従事するNGO団体でボランティアとしてシステム管理技士のような仕事をしていた。また、緩慢な滅びの下り坂を歩む現在の世界が我慢ならず、それを助長しているように見える西欧財閥と敵対し貧困にあえぐ国々を飛び回っていた。
普段は単独で行動しているが、西欧財閥と敵対する他のレジスタンスに協力することもある。
レジスタンスにとっては英雄だが、世間的にはテロリストと呼ばれることもあり、国際指名手配を受けている。
レジスタンス組織とは共闘はしているが、活動自体は個人で行っている。
彼女は遠坂時臣が海外で設けたご落胤の血を引いている。
名門魔術家であった実家の遠坂家は1990年代に没落しており、正規な生まれというわけではないがれっきとした遠坂一族の出である。が、凛自身は日本にはあまり縁がない。
能力
数多くのスキルを兼ね備えることから五大属性(アベレージ・ワン)と呼ばれる、凄腕の霊子ハッカー。特許を申請すれば一財産築けると豪語するほどの様々なプログラムを自作しており、実際、聖杯戦争では彼女に主人公がプログラムを作成してもらったこともある。
対戦相手になった場合、使ってくるのは主に状態異常とダメージを同時に与えてくるコードキャストであり、割とダメージも高い。フィールドは違えど、やはり遠坂凛は天才だった。
人間関係
パートナーのサーヴァント。普段は霊体化しているため姿は見せないが、凛のうっかりをおちょくったりと仲は良い。
月の聖杯戦争での敵マスター。記憶喪失な彼/彼女に厳しい言葉をかけつつも世話を焼く。
三回戦の対戦相手であり、主人公を巡って争うライバル関係の少女。
続編CCCでは良き戦友、仲間として友情を結ぶ。
その思想に反発し、最大の敵と見据える相手。
月の裏側での一時的なサーヴァント。性格的相性も良かったためか愉快なコントを繰り広げた。