概要
原作は、実在のヤクザである美能幸三が獄中でつづった手記を基にして、作家の飯干晃一が書いた同名小説じゃ。団体・人名・地名はすべて実名じゃったが、映画では仮名になっとる。
1973年、東映製作で映画化されたんじゃ。俳優は菅原文太に田中邦衛、監督に深作欣二とどえらい面子が揃っとるけぇ、日本映画の金字塔じゃのう。
まぁ一つ、見たってつかあさいや、の?
シリーズ一覧
深作オリジナル五部作
『仁義なき戦い』1973年
『仁義なき戦い 広島死闘篇』1973年
『仁義なき戦い 代理戦争』1973年
『仁義なき戦い 頂上作戦』1974年
『仁義なき戦い 完結篇』1974年
深作新シリーズ
『新仁義なき戦い』1974年
『新仁義なき戦い 組長の首』1975年
『新仁義なき戦い 組長最後の日』1976年
他監督作品
『その後の仁義なき戦い』1979年』 ※工藤栄一監督
『新・仁義なき戦い』2000年 ※阪本順治監督
『新・仁義なき戦い/謀殺』2002年 ※橋本一監督
pixivでの扱い
映画とはさらさら関係なく、文字通り仁義の通用せん、壮絶な修羅場にも使われるんじゃあ。
関連動画
パロディ
セガがドリームキャストのリリースで湯川専務ネタではっちゃけた広告展開をしていた時期にその一環として仁義なき戦いにゲーム業界のモチーフを取り入れたパロディ作品『仁義ある戦い ドリキャス頂上決戦』なるものを制作した。ちなみに当時のセガ社長から有名なスタッフ(勿論、湯川氏含む)が出演する本格派。
完成はしたものの、内容が暴力団抗争をネタにしていた為かイロイロとやばいと判断され最終的には公開はせずお蔵入りに終わった。
存在自体はファンの間でもまことしやかに語られ、どういった経路で入手したのかは不明だがゲームラボの特集でスクリーンショットと大まかなあらすじと内容が紹介された事もある。
ちなみにごく小さな集まりの場で公開されたという話や、セガが記者限定の一度限りの公開を行った事もある。
現在でもセガが厳重に保管しているのか、作品そのものが動画サイト等で流出したケースは今のところは皆無である。