鋼の錬金術師の登場キャラクター。
二つのみつあみが特徴の女児。
父子家庭で、国家錬金術師であるショウ・タッカーを父に持つ。
研究に忙しい父にはあまりかまってもらえないが、大型犬のアレキサンダーを友として寂しさを紛らわしていた。
研究に行き詰っていた父によって、アレキサンダーと合成されキメラとなり、元の面影をなくし知能も極端に低下した生き物になる。その姿のまま元に戻る術もなく、父共々スカーによって殺害される。
その死は、親しく関わっていたのに救えなかったという悔恨をエルリック兄弟に与えた。
実際の露出は非常に少なく、物語の初期に一話だけ登場したにすぎないが、回想などの形で何度も作中で振り返られ、エルリック兄弟のその後に大きな影響をもたらす重要なキャラクターとして扱われている。