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解説

三つ編みおさげが特徴の女児。

父子家庭で、国家錬金術師のショウ・タッカーを父に持つ。

研究に忙しい父にはあまりかまってもらえないが、大型犬のアレキサンダーを友として寂しさを紛らわしていた。


そして『鋼の錬金術師』において、重要な位置を占めるキャラクターでもある。


アニメ版の声優は、2003年版はこおろぎさとみ、2009年版は諸星すみれが担当。

諸星すみれは当時9歳のリアル女児だった。

実写映画版の演者は横山芽生が担当。


研究に行き詰っていた父によってアレキサンダーと共に「人語を理解する合成獣(キメラ)」を錬成するための材料にされてしまう。

いいニーナの日



元に戻す術は無く、その姿を哀れんだスカーによって、せめて安らかに逝くよう願われながら殺害された。

彼女の死は親しく関わっていたのに救えなかったという悔恨をエルリック兄弟に与え、エドが真理との対話で引き合いに出し、原作及びFA最終話ではアルが「ずっと忘れることができない」と語っている。


実際の露出は非常に少なく、物語の初期に一話だけ登場したにすぎないが、錬金術の業を一身に負わされ、大人達の都合で無惨に散らされた幼い命は、回想などで折に触れて言及され、エルリック兄弟のその後に大きな影響をもたらす重要な存在として扱われている。


アニメ版第1作(2003年版)では、物語の都合上エルリック兄弟は資格を取るまで試験勉強のためにタッカー家に下宿していたため、原作よりもエルリック兄弟との交流が深く描かれていた。下宿途中で誕生日を迎えたエドワードを祝うためにヒューズによってエルリック兄弟と共に彼の家に招待されている。その上で合成獣にされてしまうため悲劇性が増しており、父親が逮捕された後、研究所に送られそうになった彼女をエドが逃がすのだが、逃げた先でスカーと遭遇し、殺害されてしまう。

原作or2009版アニメでは殺害された後日にエルリック兄弟が通達でニーナの死を聞かされたのに対し、2003年版アニメではニーナが殺害された現場をエルリック兄弟が真っ先に目撃する展開となっている。

センシティブな作品


その後、キメラと化した父が行った人体錬成によって肉体は復活出来たのだが、父に魂を繋ぎ止められるほどの強い意志がなかった為に魂までは戻らなかった。

ニーナが死亡する第7話のED「消せない罪」のサビの部分の映像では元気な姿でエド達と遊ぶ姿が描かれたり、エドが見せる笑顔がいつもと違っていたり、ラストカットがアレキサンダーと共に眠るニーナの姿で締められたりと視聴者の心も抉る演出になっている。


2017年12月に公開された実写映画版の入場者特典として観客に配布される「0巻」では両親と暮らしていた頃のニーナが描かれており、そのエピソードで登場した母親がニーナ似であった。


実写映画版

肝心の映画本編では主な行動は前半は原作・FAや旧アニメ版と変わらないものの、本作ではスカーが登場していないためか、父がエドに制裁されたシーンでいつの間にかフェードアウトしていた。

ニーナのその後については全く触れられなかったものの、父が軍に逮捕された後に脱走していた事と次作でスカーが登場していた事から、おそらく2003年版アニメと同様の末路を辿ったか、もしくは実験材料として軍に移送されたと思われる。


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