劉翊武

りゅういーう

漫画「テラフォーマーズ」の登場人物。

以下の記事には重大なネタバレを含む記述があります。

プロフィール

アネックス一号第四班（中国班）班長。

大らかな雰囲気と飄々とした言動の持ち主。

曲者ぞろいの幹部乗組員の中にあって、珍しく小町小吉とはウマが合ったようで、食事に誘われた際には快諾していた。

寧ろ自分から進んで宴席を盛り上げようとするなど、どこか憎めない中年親父のような人物。

特筆すべきはその高身長で、何と210cm。おそらくアネックスクルー最高身長である

マーズランキングは44位

低ランクでありながら幹部乗組員なのはいくつか理由があり。

・劉自身が宇宙工学要員であるため。

・幹部の枠と班分けはマーズランキングの決定前から確定していたため。

これらの理由と中国支局の立場を考慮したため、低ランクながらも幹部となる。

しかしテラフォーマーに抗し得るだけの実力はあるらしく、全く戦闘ができないわけではないらしい。

また、第四班は総じて低ランクであり、ほぼ全員が劉と同じ宇宙工学要員としてアネックス計画に参加している

前述の概要とプロフィールはほぼ全てが嘘である

劉を含めた班員達はほぼ全員が、実力・経歴・手術ベースなどを偽装しており、本来15位以内で無ければ持つことを許されない専用武装すら持っているものも居る。

劉の本当の手術ベースは軟体動物型・豹紋蛸

背中から5本の触腕を生やし、全身の関節を軟化させ、人間には不可能な挙動を行うことが出来る。

加えて軟体動物特有の再生能力・強靭な筋力・体色の偽装・毒の散布・墨の噴出など、数あるM・O手術の中でも極めて多彩な能力を所持している。

だが、劉本来の武器は、軍人として鍛え上げた肉体と体術であり、その威力は並大抵の攻撃ではびくともしないシルヴェスター・アシモフの甲殻を破砕し、内臓にダメージを透徹させるほど。

彼ら中国班の目的は、MO手術の技術を独占するべくミッシェル・K・デイヴスと膝丸燈を捕獲することであり、秘密裏に持ち込んだ様々な兵器を用いて暗躍する