概要
黒魔術が記載されたかのような禍々しい黒い巨大な本(押し絵が無いために詳細は不明だが、おそらくネクロノミコンがモチーフだと思わせる)の形状をしており、内容が自動的に本へと記述されるようになったほか、以前よりも記述速度が跳ね上がり、本体からページを補備散らせることにより反転前よりも手数と速度が格段に増した上に本に記載された事を具現化させ、それらを使役する事もできる。
また、自身が知った内容を他人へとイメージとして伝えることも可能であり、それにより特殊な人間には肉体的ダメージなどの体験を送り込むことでその時受けたダメージを与えることが可能。ただし、(名言はないが)あまりにもイメージの強さゆえに自身にもそのダメージが帰ってくるという諸刃の刃のような危険性を持つ(二亜が反転体へと変貌した際に体中にDEM社に囚われていた際に受けた傷が再現されたのはそのためだと推測される)。
更に記載内容自体が真の意味で全知となっているのか、歴史改変の事実までもが記載されている模様。
なお、劇中において自身の目的の為に“反霊結晶(クリフォト)”と化した“霊結晶(セフィラ)”を二亜から奪い取ったウェストコットが不完全とはいえ“反霊結晶”を取り込んだことでアイザックが<神蝕篇帙>の新たな使用者となったが、この魔王自体の全ての能力が明かされたとも限らない為に事態は予断を許さない事態へとなっている。