CV:竹達彩奈
概要
「人間型衛星（ヒューマンサテライト）」の異名を持つロボットで、人工衛星から人型に変形できる上、飛行可能である。
神化30年代ごろから活躍している古株の超人で、衛星軌道上を住居としており、人々の助けを求める思いに反応しその人の元へ急行、助けを求める人々を救ってきた為、一般の市民にも良く知られており、その有名さは他の正義と悪の両超人達から一目置かれている程。
見た目は小さく可愛い女の子の姿だが、巨大怪獣を振り回せるほどの力を有している他、衛星についていた棒状のパーツを使った攻撃や腕を回して真空波を放ったり、衛星形態のままでの体当たりなどの多彩な攻撃や身体が頑丈で弾丸でも弾き返し、地面や障害物に当たっても平然とするなど、頑丈さを誇る体を持つが、電撃には弱く、行動不能に陥る。
また、指先から吸引用のストローや腹に収納機能、太陽発電によるエネルギー供給も持ち合わせている。
寡黙だが、正義を愛する純粋な性格で、悪い事は許さない正義感を持つが、怪獣との戦いでは明るくハイテンションな面を見せたり、輝仔から貰った飴の事を聞かされたときは頬を赤くするなど、女の子らしい一面を持つ。
基本的には善悪がプログラムされており悪事や嘘を決して許さず、苛烈なまでに追及するが、本質的には正義の味方ではなく助けを求める者の味方であり、人間が純粋に助けを求めるとき、あるサイクルの脳波を発し、感知するらしく、その脳波をある種の気持ちよさとして受け取るようで、会社の悪事で体を壊され復讐に奔り人質を取った男の言い分を聞いても人質を優先したり、環境汚染で呼吸困難の者がいれば原因となった工場を破壊する事も辞さないなど、助けを求める人間の脳波に反応して過激な行動が目立つ。
また、人間のみならず小さな小鳥や怪獣でも、純粋に助けを求めれば助けに行くなど、この世に存在する生きとし生きる者を助けつ続けてきた為、活動が長くなるにつれどちらが正しいかわからない事件に際しては「アースちゃんがついた方が善」と世論に拡大解釈されつつあるなど、アースちゃんの行動が世間の判断に大きく影響するまでに有名になっている。
また、自身を助けた親子を見て、何処か悲しげで、輝子からもらった「機械でも夢を見られる金平糖（後に嘘である事が判明）」で見た夢は、家族に囲まれ平和に暮らしている夢であった。
何者が造ったのかは不明だが、輝子曰く「人間を助けるためではなく、人を苦しめる」事で、彼女を作った科学者は人が苦しむと気持ち良くなるのなら、気持ちよくなるために人を苦しめる事が目的である事が窺える。
夢に出てきた彼女の本来の姿が登場しており、家族と共に平穏に暮らしていた事から、何なかの記憶が刻まれていると思われる。
怪獣の大量発生の際に活躍し、その一匹であるクラゲ型怪獣を容易く倒し、その後、神化42年夏、マスターウルティマが怪獣軍団の空母と共に日本に寄港しようとした際、それを阻み、追い返した。その際、アースちゃんの前で怪獣の目から血の涙を流していたことから、戦闘を嫌がっていた事で、アースちゃんに救われた事で感謝していたことが窺える。その行動により、世論が怪獣の戦争利用反対に傾く事になった。
かつてジュダスが嘘をついた事で、嘘つきの超人と認定、排除しようと付け狙ったが、ジュダスの人を助けようとする姿と輝子の必死の説得で誤解を解かれ、また、輝子から人には嘘が必要だと言われ、夢に出てくる家族の事を思い出し微笑んだ。
ネタバレ注意（観覧注意）
数年後の神化47年では、何らかの理由で、機能を停止され、生田研究所に安置されていたが、爾郎たちにより強奪された。
なぜ機能停止したのかは現地点では不明。
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