注意
- この記事には記事作成者の主観的憶測が含まれます。ご注意ください。
- 小説のネタバレが含まれますので、先に小説を読むことをオススメします。
- 一部くろーくろっく氏の動画の内容も含まれます。先にくろーくろっく氏の動画(ニコニコ動画マイリスト)を見ることをオススメします。
並方紫ヶ丘とは
くろーくろっく氏の独特の世界観に基づいた東方二次創作小説。
紅魔館がコーマ・マンションになっているなど独自の設定があり、キャラクター達はみな現代風の服装をしている。
しかし普通に妖怪などはいるらしく、吸血鬼など元の東方の世界観を受け継いでいる部分もある。
ちなみにくろーくろっく氏は紫ヶ丘を舞台とした動画もニコニコ動画に上げている。
「誰かの手と手。
いつか来る結末。
どうしても天災。
仲のいいあいつら。
そして最後に、一人だけ。」(くろーくろっく氏のHPより)
各話あらすじ
第一話 はーと空っぽ
地霊殿を中心としたおはなし。
地底の底で働きながら燃えカスを固めた箱を積み上げるお空。そこに落ちてきたまっさらな”転送装置のようなもの”について少しだけ語られる。
関連動画
[nicovideo:nm12282509]
第二話 紅香奇行
コーマ・マンション(この世界における紅魔館)のおはなし。
美鈴を中心に、コーマ・マンションの住民、そしてこれから来る大きな異変について語られる。
関連動画
[nicovideo:nm9926754]
第三話 ひのきのぼうから再度
謎の転送装置のようなもの、そして永遠亭のおはなし。
ばかでかい機械の一端、そしておそらくその機械の効果による永遠亭の狂気について少しだけ語られる。
第四話 大きい世界
妖怪の山で起きた異変の一端が語られるおはなし。
これまで出てこなかった霊夢、小町、八雲の者たち、そして早苗が登場する。これは彼女達から見た異変の一部なのだろうか…。
また、霊夢の異変に対する立ち居地(あるいは考え方?)のようなものが垣間見られる。
謎の転送装置のような機械(第四話までの考察)
この小説における重要なファクターの一つであると思われるものが”謎の転送装置にような機械”である。以下はこの機械についての記事作成者の考察である。
初登場は第一話、この時点では壊れていたがすぐに復活する(本編内ではお燐を吸収したかのような描写がある)。第一話の表紙絵を見るとレミリアがその機械の上に鎮座しているように見え、また羽がこうもりのものではなく、天使の羽のようになっているように思える。加えて絵を細かく見ていくと機械の内部に誰か囚われているようだ。しかしそのキャラクターは現在不明である。
第二話では大きな異変について語られるが、おそらく機械が起こすものであるだろうと予測できる。コーマ・マンションの住民がどうなるかは小説の通りだが、チルノについては謎のままである。動画「真夏の雪」ではその一端が見られる…かもしれない。
第三話では機械が「魔学」によるものであり、(おそらく)にとりによって造られたものであることがわかる。また、永遠亭が狂気に犯されているが、おそらくこの機械によるものだろう。
第四話では機械についての直接的な描写は無いものの、その影響の一部が描かれている…のだろうか?信者の反逆は「言い分が意味不明」などの描写から第三話の永遠亭の狂気と同じと考えられるが、まだはっきりとは分かっていない。むしろ本当に狂気に犯されている人物は別にいる…と鑑みることもできる。
レミリアとの関係性や具体的な機械の効果など、まだ詳細はつかめていない状態である。これからの展開に期待したい。