すべてがFになる
すべてがえふになる
森博嗣のミステリー小説。S&Mシリーズ第1巻。浅田寅ヲ作画の漫画化、KIDによるゲーム化もされた。
作者である森博嗣にとってはデビュー作となるが、当初は4作目として構想されていたがデビュー作は派手なほうがよいという編集者のアドバイスでデビュー作になった。
また、当初のタイトルは『すべてがFになる日』だったが、これも編集者のアドバイスで現在のタイトルになった。
2014年10月から12月にかけて、フジテレビ系列で毎週火曜夜9時台にドラマ版が放送された。出演は武井咲、綾野剛ほか。ただし、本作以外のS&Mシリーズ作品も入り交じっており、本作に関しては第5話と第6話(全10話)で取り上げられた。なお、このドラマ版以前にも映像化の構想が10回以上も出され、作者は全て承諾しはしたのだが、なぜかポシャり続け、この武井咲・綾野剛版で実現したのだった。
2015年10月、ノイタミナ枠でアニメ化されている。監督にはエルフェンリートアニメ版の神戸守、アニメ制作はソードアート・オンラインやあの花などで知られるA-1Picturesが担当をする。
あらすじ
犀川研究室の面々と犀川創平の恩師の娘である令嬢・西之園萌絵は愛知県・妃真加島にある真賀田研究所に来ていた。
真賀田研究所の代表である、真賀田四季は最高の頭脳を持つ天才プログラマであると同時に、過去に殺人を犯した人物としても有名だった。
その研究所で殺人事件が発生し、犀川創平と西之園萌絵は解決すべく、推理を駆使するのであった。