演:武井咲 / TVアニメ版CV:種﨑敦美 / ゲーム版CV:小林沙苗
概要
S&Mシリーズでは国立N大学工学部建築学科、Gシリーズでは同大学大学院犀川研究室に在籍し、後に東京W大学へ移籍する。
実は言わずと知れた超名門のお嬢さま。父は元国立N大学総長で、犀川創平の恩師にして先進的な研究者として知られた西之園恭輔。叔父の西之園捷輔は愛知県警察本部長で、その妹で伯母の佐々木睦子は愛知県知事夫人で県政の影の実力者という、まさに名門の一族の出自を持つ。しかも、誰もが振り返るほどの美貌の持ち主かつ、優れた洞察力と観察力と記憶力、そして驚異的な計算能力を有する才色兼備。
初対面の男性の好感度も軒並み高く、とある事件で愛知県警の刑事たちと知り合いになった際には、刑事課に出入りしているうちに独身の刑事達によるファンクラブまで出来てしまっていた。
しかし当の本人は犀川一筋のため、他の男のアプローチには目もくれない。というか気付かない。
またお嬢様育ちにはよくある『俗世間に疎い子』で、焼肉のたれが売っていることも知らなかった上に、焼きそばを食べたことがない。さらに生活様式が基本的に洋風のためか、和風の行事や事柄、習慣などに著しく疎く、漢字や故事成語、ことわざなども苦手だったり間違った覚え方をしている事が多い。
犀川との出会いは小学5年生の時で、初対面で「自分より頭の良い大人を初めて見た」と語っている。またこの時彼に自作した手品のトリックを唯一見破られている。
16歳の時に両親が飛行機事故で亡くなる。その事故とは空港へ両親を迎えに来た萌絵と犀川の目の前で、両親の乗っていた飛行機が爆破するという悲惨極まりないもので、彼女はこのショックで学校を休学し、一時期人格破綻に陥ってしまった。その後は犀川と周囲の協力でなんとか落ち着くものの、どこかネジが飛んでしまった様で、事件にやたらと首を突っ込んでは自ら危険な箇所に飛び込んでいくのは、そこが原因ではと思われている。
S&Mシリーズ中では事件を深追いした結果、犯人にたびたび殺されかけたりと危険な目にあったが、Gシリーズでは成長した様子(探偵役でなくなったためでもあるが)。