概要
1巻でエルナが演劇部へ体験入部に行ったことから二人の交流が始まる。その後エルナは遊兎含む演劇部メンバーに対抗戦の指導を受けることになった。
その中でエルナは、自分を演技で騙そうとしている遊兔の葛藤に気付く。しかし「全部ひっくるめて赤間君だから」という理由で何も言わず、見守っていた。そして、「自分の演技を見透かした上で傍にいてくれる仲間たちがいる、自分は一人じゃない」と彼に気づかせるきっかけを作った。
『無気力クーデター』の1番の歌詞には、そんなエルナに対する遊兎の心情が表われている。
エルナは1年生だが遊兎に対してはタメ口で話し、 エルナがぼけて遊兎がツッコむやりとりが多い。
エルナは遊兎を「キュートな先輩」と思っており、遊兎もエルナに対し冗談交じりの嫌味を言うなど、先輩後輩の垣根を超えて友達同士のような関係。
ただ遊兎はエルナに「黙ってれば可愛い」と言ったり、放課後楽園部の創部祝いのときに他の皆には内緒で演劇部の鍵を渡そうとしたり(エルナがすぐ言いふらしたため失敗)と、意味深な言動も見受けられる。
その他にも、キャンプでは遊兎が八坂ひみの料理がヤバい事をエルナだけにおしえるなど、「これはもしや…?」となるような言動が多く見られる。