概要
CV:金田朋子
ブラウザソーシャルゲーム『キングダムハーツχ(キー)』のマスコットキャラクター。
性格、喋り方ともに非常にホンワカとしている。
キーブレード使いとして選ばれたプレイヤーの前に世話係として登場し、よくプレイヤー(主人公)達にミッションや頼み事をしてくる。そのためか、毎週出されるミッションの中には「チリシィの特別指令」と冠したものがたまに登場する。世話をしているキーブレード使いのことは「プレイヤー」と呼ぶ。
マントで隠れた彼らの背中には、スピリットのシンボルと同じものが刻まれている。
ストーリー上で重要なキャラとして登場するチリシィは二人。
一人はプレイヤー(主人公)のチリシィで、灰色のトラ柄。
何らかの脅威からプレイヤーを守ろうとしているらしく、プレイヤーに「デイブレイクタウンの時計塔にある部屋で予知者(後のキーブレードマスター)達と黒コートが何かを話している夢」を見せたりしている。
当初は単なる世話係だったが、プレイヤーから「友達」と呼んでもらえて照れたり、とある事情で落ち込むプレイヤーに対して「キミが悲しめばボクも悲しい」と慰めるなど、徐々にではあるがプレイヤーと友情を育んでいく。
もう一人は黒く変色したチリシィ。
前述の夢を途中で妨害して夢を中断させたりと、その目的はプレイヤーのチリシィとは「真逆」らしい。
謎のキーブレード使い・エフェメラをプレイヤーに接触させて、この二人を「真実」に近付けさせようとしている。
この時点で、外見が他のチリシィに比べてやや黒く変化している。
正体
彼らの正体は、予知者を選んだ主(マスター・オブ・マスター)に作られた存在。キーブレード使いとして未熟なプレイヤーに数々の試練を与え、成長を促している。
各プレイヤーに一匹ずつ付くため、少なくともプレイヤーであるキーブレード使いと同じ数だけはいるようである。
モーグリとは異なり、個体ごとに名前があるわけではなく、あるイベントシーンで二人のチリシィが互いを「チリシィ」と呼んでいる。
上記のように、彼らはキーブレード使いの従者のような立場で、それぞれのプレイヤーに紐づけされた、一心同体と言ってもいい存在である。そのため彼らが世話をしているキーブレード使いが闇に消えるとそのプレイヤーのチリシィも消滅してしまう。
キングダム ハーツ HD 2.8
『キングダム ハーツ HD 2.8』のTGSトレーラーでは、チリシィが後半のナレーションを行っている。
どうやら『χ』の物語も関わってくるようだ。