SCP-1048は、SCP財団が確保しようと努力しているオブジェクトである。
概要
海外のシェアワールド「SCP_Foundation」に登場するオブジェクトの1つ。
外見はなんの変哲のないテディベアだが、自分で動くことができる。
知能もそこそこあるようで、仕草や絵で人間とコミュニケーションをとる。
人間が「愛らしい」と感じる行動をとることが多く、ダンスをしたり跳びまわったり、人の足に抱きついたりする。
…と、ここまでならば可愛らしいテディベアなのだが、その本質はSCPの中でも1、2を争うほどにえげつない。
SCP-1048は身の回りにあるもので「自分の複製」を作る。
しかしその材料が錆だらけのスクラップだったり、どこかから切り落としてきた人間の耳だったりとデタラメで、しかも「複製」は人間に対しかなり敵対的に行動する。
財団が確認した「複製」は3例あるが、いずれの場合でも甚大な被害を引き起こしている。
SCP-1048の危険性は生き物だろうがなんだろうがなんでも強奪して(かなり攻撃的な)「複製」の材料にしてしまうことにある。しかも作成できる「複製」の数には上限がないと思われている。
さらにSCP-1048は財団の収容を抜けだして現在行方不明なのである。どこで何からどれだけの「複製」を作っているのかわかったものではない。
さらに言うなれば、コレが量産品である可能性も捨てきれないし、他にさらなる能力を持っているかもしれないのだ(財団が十分に実験をする前に脱走してしまったため)。
その愛らしい外見と凄まじい本性のギャップから、SCPオブジェクトの中でも高い知名度を誇る。
いつしかネット上で付いたアダ名は「キチクマ」。