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エアーマンが倒せない

楽曲の元ネタは『ロックマン』シリーズ屈指の難易度を誇る『ロックマン2』のエアーマンステージである。

そもそもは『ロックマン2』最大の難所の一つ、ヒートマンステージの消える足場に大苦戦するところから始まる。

順を追うと…

ヒートマンステージの消える足場を楽に攻略するには「アイテム2号」(後のラッシュに受け継がれる)が必要だが、手に入れるにはエアーマンステージを攻略しなくてはいけない。

しかしそのステージボス:エアーマンが強敵なので行き詰まってしまう。

ロックバスター」で戦うには難のあるエアーマンだが、弱点武器の「リーフシールド」を使えば楽に倒せる。

しかし「リーフシールド」の持ち主ウッドマンはエアーマンに負けず劣らずの強敵なのでまたしても行き詰まってしまう。

(歌はここで終わるが、実はウッドマンの弱点武器である「アトミックファイヤー」の持ち主はヒートマンである)

このように無限ループが生まれてしまうのである。打開するには消える足場を根性で渡りきるか、エアーマンを気合いで打ち負かすしかないのである。

ロックマン風の軽快なBGMと共にニコニコ動画の歴史に名を残すほどの人気を博した。

なお、実際の所エアーマンは非常に弱い

何よりアイテム2号無しのヒートマンステージ(道中)やアトミックファイヤーなしのウッドマンの難易度から、むしろウッドマンをエアーマンより先に倒す方が難しかったりする。

つまりこの歌は「下手な初心者の悪戦苦闘」を歌っている訳である。

[Team.ねこかん猫]版

てつくずおきばとTeam.ねこかん[猫]のコラボ。

おそらく「エアーマンが倒せない」の人気を不動のものとした立役者である。

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