概要
主に、草薙芳、矢月悠、機動電介の三人によって制作されている、SFロボットアクション小説。
ミリタリー色の強い作品であり、それは主に機動電介の趣味のせいである。作中の高度科学技術のほとんど全てが草薙芳の発案であり、作品のバックボーンでもある。
過去と現在、主人公以外のエピソードがバラバラに配置されているが、その全てが何らかの相互関係にある。
作品について
メカアクション小説である。
ストーリー
西暦2080年、世界各地で発生した局地的戦闘は、やがて第四次世界大戦へと発展し、その戦火は地球圏全域から火星圏にまで拡大。 特に、主戦場となった地球圏では、人命と資源をすり潰す全面的な物量戦が展開され、それによって発生する大量のインフレーションは国家の存続を不可能な物とし、崩壊した国家の残滓と企業が資源と利権を奪い合う経済戦争へと成り果てていった。 西暦2184年、誰が、何の為にかは分らない。突如、全戦線に謎の無人人型機動兵器群が出現し、全戦線を瞬く間に制圧。 同年9月、約100年続いた大戦は終わりを見せ、それと共に機動兵器群も消滅。人類は、世界政府“統合体”の樹立を宣言。 西暦2186年3月25日、約100年間続いた第四次世界大戦を制圧し、世界に終戦を齎した謎の機動兵器群、通称“ヴァリアンタス”。その、姿を消した筈のヴァリアンタスが、地球・火星間に出現。地球に向け再び侵攻を開始。後に言う“セカンドムーブ”が発生する。 その事態に対し、統合体直下の特務機関サンヘドリンは、対ヴァリアンタス軍を組織し、それに対抗。最新鋭の機動兵器“ディカイオス・エイレーネ”を、戦線に投入。セカンドムーブを鎮圧する。以来、堰を切ったように地球圏へヴァリアントが飛来。統合体政府は非常事態宣言を発令。対ヴァリアンタス戦争の開始を宣言する。
登場キャラクター
サンヘドリン
グラム=ミラーズ
エステル
ビンセント=キングストン
イオ
ユリア=キングストン
レイズ=ザナルティー
サラ
菊池一刃
春雪
ケスティウス=ガルス
術長
サブ
クロサキ
エレナ=エビング
レイラ=ハートマン
ティック=スキンド
ハリー=マクドガル
スタイナー(死亡)
ヴァン=ロックハマー
エミ
タゴール
ダニー
E・J
ミン
リック
PRW・あるは外伝との関連
世界観を共有する別作品であり、VARIANTAS本編との直接的な関連はない。
難産作品
開始から数年を数えており、その間に修正加筆修正加筆修正加筆を繰り返している。
また、更新も遅く(主に電介のせい)、時折忘れ去られることがある。