ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

グリムゲルデ(MS)の編集履歴

2016-02-16 04:26:31 バージョン

グリムゲルデ(MS)

ぐりむげるで

グリムゲルデとは、TVアニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」に登場するモビルスーツである。

概要

厄祭戦後期に開発された「ヴァルキュリア・フレーム」を採用したモビルスーツ

機体名はワーグナーの歌劇「ニーベルングの指環」に登場するヴァルキリーに由来し、その名には「仮面の守護」の意味が含まれている。

深紅の装甲と、兎の耳(正確には羽飾り)のように後方に伸びた二本の頭部アンテナが特徴的な機体であり、専用の近接格闘兵装の存在も相まって甲冑を纏った騎士のようなシルエットを持つ。

パイロットは仮面の男モンタークことマクギリス・ファリド。ギャラルホルンではシュヴァルベ・グレイズに乗る彼だが、もう一つの顔であるモンタークとして鉄華団に協力する為に用意した。


機体を構成するヴァルキュリア・フレームは、ガンダム・フレームと同じく長期に渡る戦争の局面を打破すべく開発され、軽量化による機動力強化と、エネルギー効率の向上を重点に置いて設計された。

そのスペックは当時のモビルスーツと比較しても主力として活躍が可能だったが、これといって革新的な技術はなく、同時期に開発されたツインリアクターシステムによる超高出力機ガンダム・フレームの跳梁跋扈で歴史の陰に隠れる形となってしまい、実戦データはおろか生産数自体がかなり少ない。

しかし、簡素かつ洗練された設計にありながら高い性能を発揮するヴァルキュリア・フレームは、戦後に設立したギャラルホルンによって再評価され、同組織のモビルスーツ開発に大きく生かされる事になる。

設計思想と基本構造はギャラルホルンの主力であるEBシリーズへと受け継がれ、現行の機体であるグレイズにも、その意匠は色濃く残されている。


グリムゲルデはヴァルキュリア・フレームのコンセプトを反映し、高機動近接戦闘を得意とするが、その一方で機体重量の軽さが重心の制御を困難としており、更に機体の軽さが攻撃の軽さにも繋がってしまっているため、対象に効果的な打撃を与えるにはそれだけ高い技量を要するなどパイロットを選ぶ機体となっている。

しかし、軽量化は宇宙・地上双方で小回りの効く機動を可能としており、搭乗者次第によっては高い戦果を発揮する事が可能。

頭部にはグレイズと同じく高感度センサーが内蔵されており、内蔵しているカメラを展開して戦闘対象のデータを解析する。


機体データ

型式番号V08-1228
全高18.5m
本体重量29.2t
動力源エイハブ・リアクター
武装
  • ヴァルキュリアライフル
  • ヴァルキュリアシールド
  • ヴァルキュリアブレード
パイロットモンターク(マクギリス・ファリド)

武装

ヴァルキュリアライフル

装弾数に優れた大型のドラムマガジンを装填した射撃兵装。

その形状は機体の重量バランスを考慮して設計された専用の物であり、グレイズのライフルよりも長銃身だが難なく取り回す事が出来る。

非使用時はマガジンを側面に回してリアスカートにマウントされる。


ヴァルキュリアシールド

両腕部に装備される専用シールド。

縦長の独特な形状を持ち、裏面にはヴァルキュリアブレードをマウントする為のラッチが備わっている。


ヴァルキュリアブレード

シールドの裏にマウントされている格闘用兵装。刀身には特殊な超硬金属を使用しており、黄金色の輝きを見せる。

普通通りマニピュレータに保持して使用する他、シールドに装着したままラッチを回転してブレードを展開する事も可能。

本機の機体重量もあって威力は重心バランスに左右され、そのコントロールを見誤った場合は敵に攻撃を弾かれる可能性もある為、扱いには相応の技量が必要とされる。


関連項目

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

グレイズ

仮面の男(鉄オル)

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました